こんにちは。4回生谷です。
7/17日曜日
RCS第3戦大町美麻ロードレース大会
出場 クラス1+2
エントリー 130名程
距離 12.6km×13周=164km程
コース特徴
スタートすぐに1km程下り、
5km程の下り基調の平坦、
そこからは
2km程上り、下ってすぐに上り返しからの、長めに下って、ゴール前1km程からキツい上りといった感じのコース。
注意点
スタートフィニッシュ地点の前後300mは緩やかな上りなので、キツい上りを上りきって油断するとペースアップする集団について行けなくなる。
平坦で後ろにいすぎると上り始めでもがく距離が長くなる。
補給
3周回完了から最終周回まで
アップ
クラス3開始前にコースを1周
去年のインカレのように何も出来ずただリタイアするようなレースにはしない。そう決めて走りました。
レースレポート
1~2周回
最初の上りが来るまではパレード走行。6km地点で正式にスタートし、集団で上っていく。先頭ではアタック合戦があるみたいでペースアップが速い。40km/h近く出たかもしれない。そのため、上りでも集団内は風を受けないので、楽に走れる。アタックがなかなか決まらない為、ペースはずっと落ち着かない。
3~5周回
10名前後の逃げと追走が出来てやっと落ち着く。3周目の最初の長い上りで、荒い息使いが聞こえる。振り返ると瑛久だった。
2年ちょっと大学生のレースを経験してきて、大学生のロードレースで完走するなら3回の山場を越えないといけない。
仮に10周回100kmのレースを100人で走るとすると
1~3周目が最初の山場
皆まだ元気でアタック合戦があるためペースが速い。
人数も多く、中切れや落車に注意する。
ここで6割は脱落する。
次の山場が6~7周目
集団が逃げを捕まえるためにペースアップ。捕まったらまたアタック合戦。ここで1~2割が脱落する。
最後がラスト1~2周回
ゴールに向けてペースアップ。ここで脱落すれば完走。何とか耐えれば、上位入賞。自分から仕掛けれることが出来れば表彰台。
結果的に完走が20~30人程度になる。
今までの瑛久は完走を目指していたので、最初の山場で脱落することが多かった。でも今回は今までのレースをしっかり反省し、最初から補給開始までの3周回を全力で耐えきると公言しており、その為の練習もして、見事に最初の山場を越えることが出来た。今まで通りただ完走だけを目指して走っていたら、最初の山場も越えれず開始そうそうにリタイアしていたと思う。リザルト上はDNFと今までと変わらないかも知れないけど、内容は良くなったし、成長したと思う。僕の学生レースは今年で最後。でも後輩たちはまだ次がある。焦らず、一歩ずつ頑張ってほしいです。

そこから1周して4周目の上りに入る前に前方に上がる。勢いそのまま上りに入り、先頭を引く法政のラインにすっぽり入ってしまう。どうしようもないので、なんでもないかのような顔をして前を引く。
結局集団を法政3人と自分の4人で引く形になる。上りも半分程過ぎたあたりで後ろから上がってくる選手たちがいたので、自分は集団内に戻る。そこから5周回目に入る手前のキツい上りで、学連リーダージャージの明治の選手と、日大の強い選手が飛び出す。それを追って法政の選手も飛び出す。自分も行きたいけど、こんな時に限って集団の丁度中央部にいて身動きが取れない。集団もなぜかペースが上がらずどんどん離れていく。
左側にすき間が出来て、アウター中程のギアで一気に駆けあがる。もし自分にパワーメーターというものがあれば、この瞬間が1番パワーが出ていたと思う。まだなんとか見える位置にいて、キツい上りを抜けた所で法政の選手に追いつき、これまた速いペースにちぎれそうだったけど、なんとかついていき、下り前で先頭交代して、下り途中に逃げ集団を確認し、下りきる直前で追走に追いつき、日大の選手、明治の選手2人(前から降りてきた選手含む)、法政の選手、関大の自分の5人の追走で平坦区間に入る。
しかし、僕にとってこのレースで1番苦しい場面となる。平坦区間のペースが速い。これが学生のトップレベルの巡行能力かと思いながら、死ぬ気でローテーションに入るけど、4人には申し訳なく、すぐに交代する。逃げ集団に追いつきそうな所で自分だけ、脱落。他の4人が逃げに追いつくのが見える距離で落ちてしまったけど、追走についていくことも出来ずに落ちたので、本当に限界だった。ただただ悔しい。でも、頭を切り替えて、今は後ろのメイン集団からアドバンテージを持っているので、出来るかぎり上りの上の方で集団に追いつかれるように限界を越えた脚で淡々と上る。上りきるまでに追走に抜かれたけど、上りきった所でメイン集団に吸収され、なんとか耐えきった。結局6周目入るころには逃げが捕まり集団が振り出しに戻る。
6~11周回目
新たな逃げ集団が決まる。
上りで両足が吊っているため、かなりヤバイ状態。修善寺の比じゃない程、幸いにも集団も疲労ぎみでペースが遅い。7周8周と集団はまとまって走るけど、元気がない。逃げと差が開く一方。ここからはいろんな選手や、集団で抜け出したけど、追いつくこともなく、次第に集団も小さくなり、自分もメイン集団もラスト3周から2周にかけて全員リタイアとなり、完走が9人の完走率が7%程の厳しいレースとなった。

インカレまであと1ヶ月。この半年間で出来ることが増えたと思う。でももう一段階上の走りが出来ないとトップレベルで戦えないと思う。あと1ヶ月でそのレベルまで自分をもっていきたい。

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写真引用:学連Facebookより

-4回生谷順成-