2回生福元です。今回は修善寺オープンロードに参加しました。カテゴリはc3です。調子は好調、睡眠時間も十分。試合の用意もできていました。

結果からお伝えすると6周目でDNF、厳しい結果でした。

レースは一周目から早い展開でした。ついていくのが精一杯、あまりのしんどさに実は絶不調だったのでは?と不安になる。途中龍谷の木全くんから声をかけられてハッとなり一旦考え直す。あの時はありがとう。やけくそでは勝てないから下りで落ち着いて登りで前に上がっていくことにする。2周目からはスピードが落ちて最初から無理した人がどんどん落ちていく。キツかったのは序盤から上げて集団をバラしにかかっていたらしい。ここからは落ちていく人を尻目に前にどんどん上がる。笹岡、濱中さん、田渕を抜いていく。この時はかなりいいペース、前の集団にどんどん追いつく。
一気に流れが変わってしまったのは4周目の下り、次の登りで追いつくために他の選手に張り付いて休んでいたらふくらはぎが攣りかけてる、しかも両足。驚いたけど、とにかく終わらせたくないから回すのをやめてホームストレートでストレッチ。下りきって登ろうとすると完全に攣る。まいった、と思いつつも太ももを意識して回すもふくらはぎは相変わらず痛い。谷さんのように一部を使わないペダリングが僕にはできない。水分も多め取ったのは完全に手遅れ。残り5周のボードが見えたところで山神に抜かれる。まだ足切りではないらしい。次の周回は情けないけどすごく辛かった。脚が回せないし、自分が抜かした選手に抜かされる。ふくらはぎを見ると一部が点のように凹んでいる、手で直接揉んでも柔らかくならない。こうなった原因は?等考えながら登る。脚は辛いのに心拍は落ち着いてくるのがイライラする。途中タイム差を伝えてくれる方がいて6分差と聞き、次で足切りかと考える。実際ゴール地点に行くと足切りの笛の音が聞こえるから隣にいた産大の選手と一緒にレースから降りる。この選手に抜かされて悔しいから何とか抜かしてやっぱり抜かされてを繰り返しての終わりだった。

自分の感想は実力不足の一言。正直自分がこんなにも弱いとは思ってもいませんでした。確かに自分よりとても強い選手はたくさんいたけどだからといってもこんなに早く切られるとも思いませんでした。とても悔しいです、応援して頂いた方々に申し訳ないです。
次に第一の反省はもちろん脚を攣ってしまったこと。ミネラル不足か、ストレッチ不足か、脚が無かったか、機材を間違えたか、どれが原因であっても関係なく、全ての対策をすることにしました。パワーマックスをしてからロードに行ってストレッチ意識的にやって減量をより厳密に、ボトルのスポーツドリンクをより濃くする。監督コーチに教えて頂いたことの意味を考えながら練習する。こんな失敗をしてからでないと反省できないのは本当に自分が馬鹿だと思います。
第二に気持ちの面です。谷さんが脚を攣りながらも完走できたのは実力もさながら気持ちが強かったからだと思います。攣りが収まらない時点で諦めた僕と完走した谷さんの差だと思います。また、応援して頂いた方々にとても失礼でありました、本当に申し訳ないです。

今回の修善寺ロードは僕が慢心していたことが嫌というほどわかりました。次の美山で何ができるか、チームTTで選ばれるような走りができるか、挑戦する機会は幸いにも与えられています。修善寺ロードは終わりましたが気を抜く期間ではないと思います、頑張ります。

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ー2回生 福元啓太ー