こんにちは!1回生の二宮です!最近暑くてたまりませんね^^; 本場の夏はまだですけどこの暑さは困りますね笑 熱中症には気をつけてお仕事や練習頑張りましょう!
僕は5月22日京都で行われた美山ロードレースに出場してきました!僕は高校の時から出場しており4年目になり馴染み深いレースです!
結果を先に報告致しますとDNF。ここで読むを終わりにして頂いても構いません。DNFで感じたことやレースの事を僕の内容で読んで次に繋げてくれる方(自分含め)がいれば嬉しい限りです!では、話の始まりです!

レース内容
天候 晴れ 10km×7周約1kmある登りを含む計70kmのレース。出走者90名 完走者26名 1位選手 AV.40.69 Time1.45.17.03

調子は75/100、残りの25は?と思う人がいると思います。実は水曜日の体育の授業中に右膝が抜ける感覚があり異変を感じて整骨院に行くと軽い肉離れになっており、足は100%の状況ではありませんでした。レースまでに念入りに治療して頂いてレースの日にはテーピングを巻いて出来る限りの準備はしました!
自転車もレースまでに整備していつも見てもらっているショップで最終確認もしてもらいバッチリ!この美山ロードレースは僕自身は馴染み深いものでもあり、好きで毎年自分の成長が見れるレースなんで上位を狙っていました!また、高校の後輩や同期のライバルやC1の仲が良い方、Jプロの方々が出場されており楽しみにしてました!
レースが始まる出走順番はU23のグループでは前から4番目ぐらいで良い位置だと思います!レースが始まりパレードスタート!Jプロの選手、C1の選手、U23、CJが混合になり総勢約200名!凄い数の集団!!パレードでは関大の先輩方の後ろにつかしてもらい徐々に前に位置取り、集団の3分の1より前くらいにいました!先輩方の後ろについてる最中に横からイナーメの選手(多分中村龍太郎さんだと思う…)が歩道に乗り上げてるのを見て「集団の横からコースアウトしてしまってるやん」と思っていたらそのまま歩道でペースアップ!集団後方から集団の前まで追いついたら歩道からジャンプして集団のトップに位置取り!思わず鳥肌が立つような技でしたね!脳裏にサガンの面影が思い浮かぶ…
良い意味で頭のネジがぶっ飛んでるぐらいがロードは強いかもしれないですね、使える物はとことこ使うということを教わった気がします笑
そのまま位置取りを落とさず集団はスピードがあがり一気に九鬼々坂まで行くと、なんと早い笑 九鬼々坂でも集団の位置はキープしてのぼりは周りのペースに合わせながら登っていったのであまりしんどくは感じなかったです。以前では周りの集団に合わせて登っていたので楽に登ることができませんでしたが、登る場所やスピードを上げるとこキープするとこを見極めて登ることで少しでも足の負担を少なくするような登りが出来たと思います!
登り終えていざ下り!僕は下りのコーナーが苦手で毎回2〜3番手落としてしまい、コーナーがなくなると追いつくというような走りをしてました。でも、コーナーを上手くなるべきだと思いました。コーナーを上手く曲がれる人はその惰性で立ち上がりをスピード上げずにそのままいけるので無駄な足を使わずに済むことがわかりました。ロードレースは長距離なので少しの疲労がジャブのように積み重なり大きくなってしまいます。テクニックがあれば疲労の溜り具合も遅らせる事ができ、レースを有利に進めることが出来ると思いました!
そのまま下り平坦区間!平坦区間のコーナーは何故か得意なのでせめて少しでも楽に走り位置取りをキープ!そのままゴール付近に近づき一周目を終わろうとしたところですぐ目の前でまさかの落車発生!「ここで転けるか?なにしてんねん!」と思いながらフルブレーキ!脳裏に「やばい止まりきれへん」と思っていたら的中。そのまま突っ込んでチャリを残して空中にDIVE!見事に頭から着地!ヘルメット大破!膝も強打!脳震盪で頭ふらつきながら立って1分ぐらい頭ボッーとして立ちっぱで松兼先輩と田渕先輩に「大丈夫か!?」て声をかけて頂いたのですが頭働かずうなづくだけ笑 あの時はありがとうございます! バイクの安全確認して田渕さんと再スタート!後ろを見ると田渕さんがいない!1人で追いかけるのもなかなか追いつかず単独TT開始!5分程走っていると濱中さんと福本さんを含む集団に追いついて足を休ませてもらい乳酸が抜けてきたところで前の方でもっとスピードあげろ!とか落ちてるぞ!かなんか聞こえてきてスピード上げるために前にでる、前に出てじわじわスピードをあげて5分ぐらいしてからバンテ交代して後ろを見てみると僕の先頭の人が千切れて離れていてどうしようもなく1人で行こうとしたら朝日の選手が集団のスピードを上げてくれて残った人数で行くことに。九鬼々坂の手前で笹岡さんを見つけてベルと口頭で「後ろについてください!一緒に行きましょう!」と声をかけて九鬼々坂を登り、登りの最中で松兼先輩と興国の後輩見つけて先ほどと同じ言葉をかけて登って行き、バンテ交代した時集団を確認してみると今まで声をかけていた先輩が1人も集団におらず数は減るばかり。
そのまま下り二周回完了。先頭集団との差はだいぶありこのままではDNFの可能性が高いと判断して、数は減るばかりの集団で人より多く引っ張ることを意識して先頭を引きました。ペースは落とさず一定のペースで走りづつけて後ろの選手も同じように引っ張ってくれるように意識して走りました。そのまま三周目に入り集団の差は縮まったかどうかわかりませんでしたがどんどん足切りされてるのはわかりました。
三周目で坂でダンシングして休もうとした時落車で怪我した膝がだいぶ痛みなかなか力が入らない、ほぼシッティング縛り、腰も落車の時打ってしまいじわじわ痛み始めて自分との耐久レースの始まり!しんどいけど我慢して我慢して4周目に入りトンネルの横抜けたところで足切り。
足切りのところで先頭集団が通過していくのを見送る集団内に小西さん、谷さん、山神先輩が残ってるのを見て自分はまだまだだなと痛感しました。プロの選手もいたので見てみるとコーナーの立ち上がりがとてもスムーズカーブのかわし方などスピードをいかにいかして進むかということを肌で感じました。
レースを振り返って、レースを完走することを今回は最低目標にしていて達成できなかったのが非常に悔しかったです。沿道で走る先輩の姿を見ていたらあそこにいたい!あそこで勝負したい気持ちが強くなりました。自分で足りないところはどこか?って考えていたのですがやはり独走力と、登坂力です。独走力は西チャレの時に足りないと思い関大練など1人で練習してる時もペースを落とさず走る練習をしていたので西チャレよりはだいぶつきました。けど、まだまだ足りないような気がします。SHIMANOの選手2人ががりで逃げの6分の差を潰しにかかったと聞いた時はまだまだだと感じました。プロだからではなく、同じ学生が同じような展開になれば僕はその6分を潰すことは不可能でしょう。そのようなことが出来れば先輩達と前でもっと戦えると思いました。
登坂力は、以前と比べればつきましたが、レースの時のアタックできる力や集団を引き延ばせるような力がないのでそこを重点的に鍛えたいと思います。一定のペースの土台より2つ3つ回り速い力が必要と感じました。
これは個人的ですがもっと頭のネジがぶっ飛んだレースをしてみたいと思いました笑歩道を走って前に行くとかそれもありますが、ここでこいつアタックするか!?とかこいつペース上げすぎやねん!(いい意味で)みたいなレース展開をしていきたいと感じました。
長々の長文読んで頂きありがとうございました! 今回は結果を残せなかったですが、次は全日本選手権!最低目標は完走!最高目標は優勝!中旬目標は20位以内!!この恨み(なんのやねん)をぶつけたいと思います!!
次は結果で返したいと思います!!
送り迎えして頂いたお父さん、朝早くからご飯を作ってくれたお母さん、応援してくれました幼馴染み、マネージャー、また監督さん、美山の運営をしてくれました皆さんありがとうございました!

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-1回生 二宮誉仁-