お疲れ様です。2回生の笹岡です。

今回は5月22日に行われた美山サイクルロードレースの報告をさせていただきます。

美山ロードは昨年僕が初めてロードレースを走った唯一経験のあるレースで、地元京都開催ということもあって何かと印象深いレースです。今回は学連RCS(ロードレースカップシリーズ)ではなく西日本学生選手権だけの開催だったため、僕はC1カテゴリでオープン参加という形で出場しました。去年の4周から今回は7周に増え、プロ選手や実業団選手、ジュニア選手らとの混走で約250人が同時に出走するいう強烈なレース。しかし、普段一緒にレースを走ることが無いプロチームの選手やクラス1、2の選手たちと走れるということでもあり、きついレースであることは違いないですがその滅多にない機会を楽しみにもしていました。

当日は7時20分くらいに現地入りしても試走1周と農道で30分アップするくらいの時間しかなく、あっという間に招集の時間になってしまう。大阪から近いこともあって知り合いも多く、エールの送り合いでした。去年の招集のときに競技歴1ヶ月、初レースの僕には知り合いなど居らず、1人熱中症になりかけていたのを思い出します…

レースはローリングスタート。しかし1kmも走らないうちに謎の「ブレーキィイ!!」が何度も起こり、ローリング中にも関わらず集団は徐々に縦伸びに。美山名水の前を通る頃にはシマノレーシングのジャージが遥か遠くで縦1列になっているのが見えました。
正式スタートが切られるも、僕がいた集団中ほどはあまりペースアップせずに旧道を抜け、道の広い平坦区間へ。周りには関大ジャージがいっぱい見える。自分も九鬼ヶ坂までにできるだけ前の方に行こうと最後の平坦区間と補給地点のイン側から前の方へ上がる。
1周目の九鬼ヶ坂。ペースはそこまで速くないはずなのに次々に抜かれてしまう。修善寺の時から足の回せるポジションに変えたのに、回転で周りについていこうとしても敵わない。結局重いギアを低いケイデンスで登った方が速く、脚を使ってしまう。アップの時よりも坂がきつく見える… 坂からの下りで龍谷の小野さんが2人従えて走っていたのでベタ着いてスタート地点へ戻ってくる。
しかし、最後の左コーナーを抜けたとたん赤旗と道を全部塞ぐ規模の落車が見え、減速するも何とか突破。路肩には関大メンバーが目に入ったがすぐにはスタートできないように見えたため、結局下ってきたメンバーで前の小集団とくっついたり後ろから飛んできた人が混ざったりして10人くらいの集団になる。10人いればまだなんとかなる!と奮起するがローテーションがあまり回らずペースはあまり上がらないまま2周目の九鬼ヶ坂へ。
坂の手前で落車に巻き込まれた関大メンバーがやってきて言葉をかけられるも反応できず… やっとの思いで坂はこなして下りに入ると福元がまだ見えるところにいた。福元に追いつくと今度は松兼さんが飛んでいったがスピード差のあまり着けず、平坦へ。関大メンバーがいる集団からは旧道手前の地味な上りでちぎれてしまい、完全に1人になってしまう…
その後はコラッジョの川下君がいる集団で走るも、九鬼ヶ坂手前で足切り、DNFでした… 上りが遅いのが分かっているのに集団内でポジションを上げられていなかったのがダメでした。いくら体重を軽くしたところで普段上りのトレーニングを怠っているのではそれも無駄になってしまいます。体重はこのまま高山のリピートやウェイトで登坂力を上げることが急務です。それは恐らく平地でも生きてくると思うので重点的にこなしていきたいと思います。
今回良かったのは補給地点の前で下ろされたので小西さんにボトルを渡せたこと、くらいですね…

しばらく試合は無くなりますが、次のレースではもっと良い報告ができるよう頑張って参ります!

写真はマネージャーさんに撮っていただきました。

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-2回生 笹岡 洸太-