お疲れ様です。2回生笹岡です。
遅くなってしまいましたが、今回は5月7日、8日に岸和田競輪場で行われた西日本学生選手権トラックレースの報告をさせていただきます。

自分が出場したのは4kmIPと普及1kmTT。どちらもタイム系の種目ですが性格が全く違い、4kmのタイムは今まで1度も計測したことが無かったため、おおよそのタイムも走るペースの感覚も分からない状態でした。

谷さんが以前ブログでおっしゃったように、当時の谷さんと自分は初めて個抜きを走るという共通点があったため、5分50秒くらいはかかるだろうと考えていました。なので、ジムのパワーマックスでは3.0kp、110rpm、6分というメニューをやって、実際に近いのかは分からないまでもこれくらいの時間頑張ればいいのか、という目安として練習してきました。

トラックフェスタの前には二階堂コーチにDHバーのポジションをセッティングしていただき、全体的に高く、バーの間隔を広くすることでとても乗りやすくしていただきました。今まで上回生のハンドルをお借りしていたので、自分に合っているDHバーはここまで違うのか、とポジション出しの重要さに気付かされました。

さて、個抜きの目標タイムは5分20秒。すなわちB基準を切ることで、そのためのギア比を決めねばなりません。普段ロードで巡航するときに1番楽なのが106~112rpmなので、その範囲で4kmを5分20秒で走るとなると、だいたい50×15、ギア比3.33で108rpmで走り続けられればよいと計算がでたので、ギアは50×15で行くことに。

いよいよ当日、試走の時間には田渕にタイムをとってもらい、最初の1周目どれくらいで突っ込めばいいのかをご教授いただきました。出走前に笹監督とも相談した結果、最初の1周目は35~6秒、残りは31秒台前半で回ろうとなりました。
出走はバック側から。ホームで出走する選手は手嶋曰く強豪とのことだが予選なのであまり気にしない。

いざスタート。タイム読みは田渕が買って出てくれました。
1周目は36.3秒と狙っていたくらいの入り。しかし2周目力んでしまったのか29.2秒で帰ってきてしまい、そのまま3周目4周目と1秒ずつラップタイムを落としてしまい、結局32秒台後半で残りの周回を回っていくこととなり、結果は5分23秒686。目標の20秒には届きませんでしたがギリギリB基準を突破できました。初の個抜きにしては良かったかなぁと思いました。田渕の教えてくれるタイムやチームのみんなの応援は聞こえるのですが、それに応えられるような走りではないなと痛感したので、これから頑張っていきたいところです。

4kmIPが終わるとそこまで時間もなく1kmTTへ。
1kmも狙うはB基準、1分14秒台です。今度はホーム側は二宮。1kmTTは何度か経験があるのでそこまで緊張もなくスタート。4kmと違ってスタートからガツガツ踏んでいかないといけないのがやはりきついです。タイムは1分15秒557といまいちでした… 1kmで1秒削るのはなかなか大変です…

ふと、田渕が言います。
「何か小ギアちっちゃないか?」
と。いくらそう見えても後ろは15のはず。しかし、田渕が数えると後ろのギアは13しかなく、50×13で走っていたことに後から気づくことになりました… 奇数=15Tだろうと決めつけて使っていました。まさか13Tだとは思わず…

監督もコーチ陣も99%の準備、という言葉をよくおっしゃいます。こんなところのチェックをしていなかったのはあり得ないことですし、もったいなく、お恥ずかしい限りです…
次回はもっと軽いギアで個抜きに挑戦してみたいです…

以上、失礼します。

写真は深井さんよりいただきました。

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-2回生 笹岡 洸太-