こんにちは。4回生の谷です。
突然ですが、今までの自分を振り返ってみようと思います。今年入ってきた新入生は自分が不規則な生活をしているためあまり関わることが出来ずに、なんとなく走れる先輩という印象があるのではないかとふと思い、僕もいろいろと苦労してきたんだよと伝えたいなと考えました。
1回生の1月から自転車に乗り始め、最初はビンディングもはまらないし、着けたらとれずにコケたりなんかもして、自転車向いてないかなと思ったりしました。2回生の4月から学連登録をしてレース活動が始まったので、今の3回生の瑛久と濱中は同じ2014年登録組。懐かしいなぁと思ってくれたら嬉しいです。
2014年度
4/12-13（土日）
RCS第1戦菜の花飯山
1日目ポイント方式
クラス3 DNF
2日目ロードレース方式
クラス3 DNF
人生初めてのレース。
1日目 初心者によくあるギアが重た過ぎてコーナーの立ち上がりで遅れてしまい、ホームストレートで追いかけて、またコーナーで遅れてのインターバルを繰り返し、途中リタイア。1日目の夜にこれはいけないと思い、中村コーチにメールでどうすればいいか聞いたことを覚えています。
2日目 同じような展開ですが、何とか集団についていく、しかし周りが全く見えてなくて前の選手の後輪にハスって落車してDNF。
全身血だらけになるデビュー戦となりました。
もともと自分の練習輪で走る予定でしたが、先輩に決戦ホイール使っていいよと言っていただけたので、部の決戦ホイールで出場し、落車して壊してしまい、この日以降決戦ホイール恐怖症になってしまい、どんなレースも練習輪で出場しました。
4/26（日）
全学クリテ
オープン参加（クラス3）
20位
スタートして最初のU字コーナーが続く箇所で集団が縦に伸びて中切れが至る所で発生。集団後方にいた自分はただただ個人TT状態で走り続けて人生初めての完走。
ついでにほぼ同時期に関大で走るようになった松兼はクラス3で3位に入賞するという大健闘をみせました。この時期は松兼より先にクラス2に昇格したいとずっと思っていました。
5/18（日）
RCS第2戦修善寺オープン
クラス3 13位
初めてのロードレース。クリテリウムで集団についていけないので、自信がなく、100人以上のエントリーで緊張してスタート。この日一緒に走ったのが二階堂コーチで、これが二階堂コーチとの初会わせ。いざスタートすると今までと違い集団についていける。上りで前にあがれる。楽しい！と初めて思えたレース。ただ展開を読むことができず、また周りがしっかり見えていないため、7/10周辺りで秀峰亭の上りで逃げ集団が出来たと思い飛び出したら、男子の逃げ集団ではなく、後からスタートした女子の部に追いついてしまっただけなんてこともあり、ラスト1周に入って下りストレート前で一人飛び出し、次の上りで追いつかれてゴールスプリントで遅れて昇格できずに終わった最初の修善寺オープン。しかしこのレースでだいぶん自信がつきました。
もちろんロードレースも練習輪です。そして漫画で出てきそうなダンシングも、、、
5/25（日）
学生選手権チームTT
22位
メンバーは北中さん、岡田さん、谷、松兼
以前チームTTのレースレポートで触れていますが、この年の監督からのオーダーは前はひかなくていいから3人目でゴールしろ、とのことやったので、ラスト15kmはそれに徹してなんとか3人目としてゴール。本当に苦しかった。さすがに今回は落車のリスクは低いので決戦ホイールを使用。
6/15（日）
RCS第3戦クレフィールクリテリウム
クラス3 22位
相変わらず、クリテリウムは全く走れず、コーナーのたびに集団が伸びていき、中切れによってお得意の個人TTでゴール。ついでに松兼がゴールスプリントで勝って見事優勝して、クラス2昇格。結局先を越されることになった。
7/13（日）
RCS第4戦大町美麻ロードレース
クラス3 9位
どうしても今年のインカレに出場したい。その気持ちを持ってシーズンを迎えて、クリテリウムでは話しにならないレベル。この美麻のロードレースが最後のチャンスだと思って練習して、本番を万全の状態で臨む予定でしたが、前日が大学の試験があったので、後から電車で向かったら、岐阜と長野間で土砂崩れがあって電車が通ってなく、バスで名古屋から飯田に行き、そこから電車で向かい、途中で北中さんと松兼に迎えに来ていただき、高速道路を使って宿に着いたのが夜12時でそこから夕食を食べて風呂入って寝たのが深夜3時。レースが8時からなので5時に起きて試走もなく、スタート。もちろん体が今までにないぐらいだるい。最後のスプリントでまた遅れて9位でゴール。5位までが昇格の為、昇格出来ずにこの年のインカレは完全に諦めていました。
RCS第5戦
お台場湾岸クリテリウム
クラス3 2位（昇格）
せっかくやし、楽しんで走るかと思いスタートする。クリテリウムと言っても、橋を使ったコースのため、楕円型のアップダウンしかないコース。苦手なコーナーをどうしたら克服できるか、それが掴めたらインカレ以降のレースで昇格できると思い、考えた結果。先頭でコーナーに入ればいいんじゃないかとなったので、コーナーの前に先頭に出てコーナーに入る。逃げができたら自分が捕まえる。途中で力尽きてもいいから全力で走って楽しく走りたい気持ちで走り続けて、ラスト2周最後の力を使って飛び出してみる。ラスト1周前に捕まり、2人の選手にカウンターを食らう。まだいけたのでもう一度追いかけてみたけどもう2人は見えない。昇格とか考えてなかったので3位採ろうと最後のコーナーに入ったら、一人落車で倒れており、応援してくれていた仲間が｢行け！｣と後押ししてくれて2位でゴール。今考えたらこのお台場のコースが1番自分に合っていたと思います。なんとか滑り込みでクラス2に昇格して、インカレの出場権も獲得できました。レースが終わった後、レースに来てなかった瑛久から｢おめでとうございます！僕も頑張ります！｣といった内容のLINEが来たのを覚えています。
※落車した選手ですが次の白馬で見事に昇格していました。
とにかくインカレに出場することを目標に走り続けたクラス3の半年間。最後は自分でも思いがけない昇格でしたが、目標が達成できて一安心しました。
次回に続く。
-4回生谷 順成-
