- お疲れ様です。2回生の西田です。
11月2日〜5日の4日間、島根県へバンク合宿に行ってきました。今回は、同志社大学・大阪産業大学・SF入学の決まった島津と中村との合同合宿となりました。
ギア比は50×15の固定でDHバーは禁止という条件でした。
僕は後ろ乗りを意識して、サドルを低めに落差をあまり出さないようにポジションを合わせて行きました。
【1日目】
到着次第、周回練→ゼロスタ2周の計測→ゼロスタ1kmの計測をしました。これは2日目以降のチーム分けのためです。
その後、3チームで1kmロケットの勝負をしました。僕は福元さんと同志社の末廣とチームでした。結果は負けてトイレ掃除をすることに、、、。1番年下の末廣に頼るしかない自分が情けなくて申し訳なかったです。
昼からは砂浜でトレーニングをしました。シャトルランをしたり、シクロをしたり、ロープをしたり、ドッヂボールをしたり、ロープをしたり。
宿は毎度お世話になっている朝日旅館で、晩ご飯は安定の美味しさでした。
【2日目】
早朝からラジオ体操をして、ジャグリング(カスケード)のトレーニングで眠気を飛ばします。
周回の後、チーム分けをしてシッティング内交代をしました。これがしんどく、耐える力とシッティングで加速できる力がまだまだ足りないと感じました。
そしてこの日は4周のロケットで設定タイムを切れなかったらロープの刑。僕は産大の見掛さんと浜田と中村のチームで2本やって結果はロープ。見掛さんとロープをやると強すぎて波の反動で体が持っていかれます笑。もっと筋力つけなダメだと思わされました。この日のロケットも粘る力が足りないなと感じました。
その後に3日目からのスプリント予選を兼ねて200mの計測をしました。いつも上バンが遅すぎると言われますが、この日は自分でも分かるくらい遅く入ってしまいタイムも全然出ませんでした。
昼食後は今回の合宿のメインとも言えるレース種目を行いました。僕はスプリント対戦も含めてトラック種目はほとんどが初めてで楽しみでもありました。
まずはテンポレースがありました。これはローリングスタートとは別に4周回後から毎週回ごと1位に1ポイント入っていくレースです。僕は遅いグループで15周回のレースになりました。
問題はどこで仕掛けるか。集団でのスプリントにはならないと思ったので、1回目か2回目のポイント周回でペースが上がった時にポイントは狙わず、付いていったスピードそのままで逃げようと考えた。しかし、ポイント周回まで残り2周のとこで岸本がアタック。僕は前から4番目くらいの位置にいて、前がすぐ追わなかったので結構距離がひらいてしまう。でも、半分ポイントをとれたらいいので焦らず集団内で足をためながら追えばいいと思い集団に身を潜める。しかし、なかなか集団のペースが上がらず残り9周回あたりで痺れを切らして1人で飛び出す。2周行ったくらいで後ろを見ると3人付いていたので交代する。しばらくして中村が単独で飛び出して逃げの態勢。残り5周回くらいでマズイと思って本気で追うも動くのが遅すぎてラスト2周回で追いつき2ポイントしかとれず結果は3位だった。消極的な考えがそのまま結果となった感じだった。実際、ゴール後も数周逃げるくらいの足が残っていたので相手よりも早く動く積極性と決断力が足りなかったと感じた。
その後ウォーキング&ゴートレーニングを挟んでポイントレースをしました。
ポイントは30周の5周に1回のポイント周回で4・5・6回目は倍点ルールだった。
後半の倍点がでかすぎるので最初足ためて後半総取りしようかとも思ったけど、テンポの反省を活かして早めに仕掛けようと考えていた。それに、皆んなが後半狙う考えなら不意もつけるし、あわよくば逃してもらえる可能性もあると考えた。
スタートすると思った通りペースは上がらない。遅すぎるくらい。どうせなら出来るだけ早いほうがいいと思ったので2周回目でシッティングで上げてみる。第3コーナーで振り向くと思った通り誰も来ていない。そんなにペースを上げたつもりもなかったので行けると思いそのまま逃げる。最後追いつかれそうだったけど逃げてる間そんなに踏んでなかったので、なんとか逃げきれた。その後は一旦集団内で足を休める。2回目のポイントは取る気は無かったけど位置的にも行けそうだったので4着で一応もらっといた。3回目のポイントは捨てて4回目に備えてポイント周回が終わった瞬間に逃げようと思った。でも、ここからは簡単には逃げさしてもらえないと思ったので1人2人付いてきてほしかったけどこなかったのでここは諦めることにした。その消極性からか4・5回目は1着は取れなかった。そこから4人で逃げに入り、最後になんとか1着を取って結果1位になれた。後から聞くと2位とギリギリやったらしいけど、結果的にはうまくはまったと思った。でも、同じことを速いグループで出来るかと聞かれると、中盤を捨てるくらいの足では足りないと感じた。
この日は、二宮に言われた通りサドルを少し前に出してみました。これまではマックスまで後ろにしていたけど、前に出したほうが断然乗りやすくなりました。おそらく、後ろ乗りを気にしすぎていたせいで前乗りとの使い分けまで頭が回ってなかったのが、サドルを前に出すことで前乗りもしやすくなったのだと感じました。
【3日目】
この日は朝から風が強く、集団で走るには危なかったので一時中止して昼から走りました。待機時間は有名人しりとりをしたりジャグリングをしたりしていました笑。
昼からはバイクペーシング、スプリントの1回戦と2回戦がありました。
スプリント対戦は初めてする競技でも特に緊張しました。1回戦の相手は産大の小川さんでした。僕はアウト側でスタート。スプリント力でも経験でも負けてるので変に駆け引きするよりも少しでも可能性があることにかけようと思った。僕は加速が遅いので先に仕掛けると簡単に後ろに付かれて捲られると思ったので、残り1周以上前に小川さんが仕掛けるなら後ろに付いて足がなくなることに賭けて、残り1周を切ったら捲る時間が無くなるように少しでも不意をつきたいと考えていた。結果は残り半周で僕が先行して逃げ切れた。あまりよく分からないままだったけど嬉しかった。
この日の自転車以トレーニングはリレーでした。負けたチームは宿までランニング。絶対に負けられない戦いでしたが惨敗でした。意外にも島津が思いのほか走れず、自転車の実力はすごいのに自転車以外はできないというどこかの鳥取県民と同じにおいが笑。自転車以外も頑張ろか笑!宿までは車だとすぐだけど距離にすると片道2kmちょっとで走ってみるとこれが長く感じます。さらに晩ご飯後にもバンクまで往復することになるとは思ってもみなかったです。
【4日目】
最終日ということで、早朝からジャグリングのチーム対抗戦をしました。皆んな結構出来るようになって、僕も30回くらい続くようになりました。余裕やと思っていたら緊張のあまりか本番で6回くらいで落としてしまい負けてしまいました。僕は疫病神なんでしょうか。そのため朝からバンクまでまた走ることに、、、。もうふくらはぎがパンパンでした。
バンクに入ると周回練の後、シッティング内交代とバイクペーシングをしてからスプリントの続きをしました。
この日1発目は久保田さんとでした。僕はアウト側でスタート。単純なスプリント力なら負けないと思っていたので先行することを意識しました。2本目は先に行かれましたが勝てて良かったです。
最後は岸本が相手でした。今回もアウト側でスタートしました。1本目は残り1周で仕掛けてタイミング的にも行けると思ったけど、付かれてしまい、捲られて負けました。2本目はなんとか逃げきれました。3本目、やけに低い位置でスタートするなと思っていると、そのままゼロスタで2周逃げきられてしまいました。やるかもということは頭にあったけど、まさかという気持ちが強く、リスクも大きいので警戒しきれていませんでした。ゼロスタで完璧に離されてしまい、そのまま追いつく足もありませんでした。
その後のテンポレースにもその疲労を引きずってしまい、自分の足のなさが情けなかったです。戦術や意識の問題ではなくシンプルに弱かったです。
次に唯一全員で行ったエリミネイションをしました。これはトラックフェスタで一度だけ経験がありましたが17人という大人数では初めてでした。
前の方が楽というのは分かっていたけどいつ上がるかが問題で、スタート位置は後ろから3番目くらいだったのでペースが一気に上がると捲りに行くのはきつい。そうこう考えていると、ローリングが終わってすぐに前にいた岸本が上がろうという動きをしたのですぐさま後ろに付いて一緒に上がる。思いのほかペースも上がらなかったので割と簡単に前に出れた。そのまま数周回こなすと、手嶋が捲りに来てそのまま一人旅を始めた。距離はそんなに離れていなくて一定くらいだったので放置しておく。しばらくして吸収する。残り8周くらいになって岸本のペースが落ちていて、そろそろ後ろから捲りにきそうな雰囲気があったのでフタをされる前に1番前へ。そのまま走り続けていると、また手嶋が一人旅。放置。残り6周くらいできつくなってきたのでペースを落とし捲ってもらおうとするけど、なかなかきてくれなくて最終コーナーで捲り切られる。まだ足はあったけど最後尾の山神さんにフタをされたと思ってどうしようもないので諦めたら、見掛さんが千切れていたらしく、切られたのは僕ではなかったようだけど気付いた時には遅かった。周りを見きれていないのを痛感した。
合宿最後のメニューは締めの?1kmTT。設定タイムを切れなかったらもう1本。それでも無理ならロープ2分という恒例の泥沼地獄です。1本目→失敗。成功は山神さんと同志社の宇佐美さん。強い。流石だなと思った。ポジションやフォームもあるのかもしれないけど、やっぱり合宿最後にこれだけの足があるところが自分との1番の違いだと思います。
2本目は山神さんと宇佐美さんからボーナスタイムをいただいて何とか成功。
【まとめ】
今回の合宿では、消極性と足のなさが目立った。簡単に言うと弱い。逆に強いと言えるところが何もなかった。やっぱり練習量を増やす必要があると思った。特に、強度の高い練習をした次の日に休まず、強度を落とさない練習をすること。しんどい時にしんどいことをする力と耐える力が特に足りないのでこれが1番だと思った。速いチームのレースや山神さん、宇佐美さん、島を見ていると強い人はこれができていると感じた。
今回合宿に参加してくださった同志社大学・大阪産業大学・島津、中村・マネージャー、ありがとうございました。特に、関大だけではできなかった練習や高いレベルが経験できて本当に良い合宿だったと思いました!特に自分より年下の島、末廣、浜田、別役、島津、中村にはとても刺激を受けて、もっと練習しななと思わされました。今回の合宿の強度や反省をしっかり日ごろの練習におとしこめるよう意識していきたいと思います。次にまたこういう機会があれば胸張って走れるよう強くなっときます!
ー 2回生西田優大 ー