こんにちは。4回生谷です。
全日本学生選手県シリーズの第2戦目がチームTT(1戦目はクリテリウム大会)
全学クリテに出場していないので、これが全国大会初戦。
僕が入部した年から関大のチームTT参戦が恒例となり、今年で3年目。
これまでの2年間は
2014年
メンバー
(北中さん、岡田さん、谷、松兼)順位22位
2015年
(谷、松兼、瑛久、山神)順位18位

監督からのオーダーは
1年目
北中さんと松兼でペースをコントロールするから、僕は前はひかなくていいから、3人目でゴールしろ。
最後は本当についていくのがやっとで、ラスト15kmは千切れない(遅れない)ことに専念。今年の瑛久状態。
2年目
特に無かった気がします。
(ただ牽引役をしないといけない自覚があったので、牽引役とペースメイクをする。上手く行かなかったけど。)

3年前から目標は16位以上。
届かなかった2年間。
僕にとって最後になる今年の役割は一目瞭然。
16位以上を達成すること。ただ心の中では10位以上を狙いたい気持ちが強く、4月の時にポロッと言ってしまったけど、それ以降は一緒に走るメンバーにプレッシャーになるかなと思い、口には出さず。
~作戦~
1週間前の美山の時に監督にチームTTの目標averageを考えておいてと言われたので、風の影響が強かった去年ではなく、2年前のタイムを参考に。恐らく43km/h以上で達成出来ると思い、43km/hを目標にする。
~前日の試走~
往きが追い風
帰りが向かい風
ということで
往きは48km/h
帰りは42km/h
で走ることに。もちろんこれを60kmキープ出来れば、もっと上の順位を狙えて、ペースが落ちても目標averageは達成出来る計算。
~当日試走~
前日より風が弱まり、どのチームもペースが上がることが予想されたので、往き帰りの速度差を小さくして、目標averageを44km/hに引き上げる。監督にもそのように伝えて、いよいよ本番出走。
2016年
メンバー(谷、瑛久、山神、田渕)
目標average44km/h
16位以上
0~15km(往き)
スタートから48km/hをキープしながら先頭交代。
48km/hで走れれば、自分が長く引く必要性もないので、あまり長く引かず交代する。瑛久が無理して引いている感じがして、少し心配。
15~30km(帰り)
コース自体完全なる平坦でもなく、要所要所でペースにばらつきがある。
向かい風でペースを保つときは力の差が現れる。山神がいてくれて自分の休憩時間が増えて助かる。田渕が自分よりも速いスピードで牽引してくれるので、僕がかなりビビってしまう。瑛久が完全にやばい。39km/hまで落ちた時はすぐに変わらせる。一瞬頭の中で瑛久が千切れるんじゃないか思ったけど、田渕の今の力強い引きと地足を考えたら足吊るんじゃないかと思って、瑛久に3人目の役割を任せることに、自分が2年前その役割やったので、辛さは理解できる。瑛久に無理はしないように伝える。田渕と瑛久は関大の中でも追い込める選手やと僕は思う。2回生4人とも今年のこれまでの成長が著しいが、田渕はその中でもよく伸びていて、自分が抜けたあとのチーム種目の主力選手に。
瑛久もチームの為に働けて、チームの雰囲気をよくするいい選手。そして今年はチームTT走りきりたいと強く思っていると考えて、田渕が1周目を全力で、瑛久がゴールまで走りきる。これがベストだと考える。ということで田渕には特に指示はしない。それは田渕がいいペースで走れているから。
30~45km(往路)
折り返しは自分が前に来るように走る。自分がスピードを乗せて山神が維持する。これがいいと考えたから。監督から現在15位と情報が入る。慌てない。
田渕が吊りそうやから1回休むと言い、後ろで休むことに。自分が先頭の時に瑛久が「3人!」と叫ぶ。どうやら田渕は完全に足を吊ったらしい。ここからは僕と山神で引く時間が長くなる。1周目よりもタイムは遅いが、まだ44.8km/h乗っているので、目標範囲内。
45~ゴール(帰り)
瑛久が途中着き位置になる。山神と2人ローテーション。本当に山神がいてくれて助かった。そう言える存在。瑛久が復帰。3人で回す。最後500mほどペースをもう一度上げてゴール。
~リザルト~
15位
1時間25分35秒39
average44.30km/h

3年目にしてやっと16位以上という目標を達成。
ちなみに10位の大学がaverage46.3km/hほどやったので、やはり10位以上を獲るためにはしっかりとチームTTに向けた練習と足を揃える必要があると感じました。

来年「僕がいないから」とは思わず、来年のメンバーは今年のメンバー以上に速く走ることを考えてほしいです。

今回機材の準備を1番頑張ってしてくれた笹岡本当にありがとう。
機材を提供してくれた松兼や立哨してくれたり、サポートしてくれた後輩たち、監督や二階堂コーチありがとうございました。

来年のチームTTが今から楽しみです。

-4回生谷 順成-