3回生福元です。ウィンタートラックカップに出場しました。会場は静岡県伊豆市の屋内競技場、通称ベロドロームです。

朝一番にスプリント予選、何度も苦しんだベロドロームの駆けおろし、ギアは今までで1番重いギアでインカレ時より重い。
周回は無理せず余裕を持って加速を意識、駆け下ろす直前のストレートで軽く加速して駆け下ろすポイントまで進む。いつもはここで打鐘が鳴っていたけれど鳴らず、周回数を数え間違えた?と思ったら鳴り始めて慌てて加速。コーナーはイン側だけで踏み過ぎないように意識。タイムは11秒598、遅いけどベロドロームでは自己ベスト。正直12秒台は乗ってしまったと思ったけどこのタイムということは周回の速度がかなり速く回れていたということ。
動画を見返すとホームストレートの真ん中くらいで腰を上げていて、コーナーはシッティングで入るもんだからほんの数秒しかダンシングしてなくて本当に呆れた。けれどそれより驚いたのは自分のペダリングが以前と全く違っていたこと。監督から強く指摘されてきたことの1つにペダリングがあり、課題となっていた。今回の動画ではかなり改善できたと感じた。周回速度を速めれたのもそれが理由だと思う。
ちなみに順位は9/22位で10秒台で走れる選手が一部除いてベストとは程遠いタイムだったからみんなベロドロームが苦手なんだなと思った。それでも例年インカレでは皆仕上げて来るからこの順位は当てにならないし、自分も苦手だとか失敗したとか言ってられない。

ケイリンは他の組含めて全員自分よりムキムキな選手しかいなかったのが第一印象。自分の組は日大が2人、法政、自分、実業団??の選手で並ぶ。日大2人が残り2周のバックで仕掛ける。法政がそれをごぼう抜きにして自分は日大の斜め後ろに付く。けれど斜め後ろのライン通りにうまく走れず膨らんでイン側からは怒鳴り声が聞こえたりとビビってしまった。結果は5位、ドベ。
走る前からうまく走れるかなんてことばかり考えていてビビったまま勝負に望んでいた。まずはベロドロームのGにも負けない上半身の強さがないとケイリンを走る資格は自分には無いと思う。

片道400kmもかけて来たにも関わらずこんな結果でウィントラで走る必要はあったの?と聞かれれば半分はあったと言えるし半分は無かったと言ってしまう。半分が無かったのはもちろん結果を出せなかったことや、ベロドロームでしか試せないことをもっと準備できてなかったから。それだったら普通のバンクに走りに行けばいいという話、伊豆まで何しに来た?ということ。もっと練習します。

ー3回生 福元啓太ー