3回生福元です。今回は秋合宿レポートをさせて頂きます。

【準備】
合宿までに重視してやってきたこととしてウエイトとポジション出し。夏合宿でかなり問題だった上半身の筋力の無さからくるブレを無くすこと、パワーのベースをつけることが目標。

【問題点】
合宿中に感じた問題点は持久力が相変わらず低いこと。合宿後半の集中力の無さ。
前者はシッティングイン交代の周回練、レース走の高負荷の場面で痛感。後者は最終日の練習でミスがあまりに多かった。

【良かった点】
心拍の限界にかなり耐えられるようになったこと。かなり苦しかった周回練やテンポレースでかなり限界の走りをしてから心拍が急に上がっても我慢できることが多くなった。

【反省・感想】
ウエイトトレーニングに集中した分自転車に乗ることがお粗末になっていたことがよくわかる合宿だった。良かった点より悪かった点の方が多かったけれども、合宿が終わってから練習で活かされているなと感じることが多い。恥ずかしい話ではあるけれどここ最近自分がちゃんと限界まで追い込めてるか自信を持てなかった。それが合宿では否応なしに限界まで追い込めるので、まだまだやれるんだと思えた。
合宿以降はローラー練が多く、ロード練は勝尾寺でタイムアタックに挑戦していて、この時も心拍計とにらめっこしながらちゃんと追い込めるようになった。実際みんなとのロード練では周りがキツそうな時に自分は余裕がある時がたまにあってこの回数をもっと増やさなくちゃいけないと思った。
また、もう一つ学んだことが一人だけの練習ばかりしないこと。どうしても自分ひとりだけの練習になるとワットや重量といった指標に頼り過ぎて自己満足になってしまう。合宿やしばらく離れていた関大練のロードでは限界でもトレインに付きさえすればまだ走れるということが多く自分より登りや持久力が強い選手に引き上げてもらうことができる。当然自分もそういうことができるようにならなくちゃいけないけれど、やはりそのためにもみんなと走ることは大切だと思った。
もう一つ、準備しながらも全然駄目だったポジションはちょっとずつ改善を感じられている。ロードのポジションがトラックよりも身体に馴染んでいてこれをトラックにどんどん合わせていきたいと思う。特に後ろ荷重でのペダリングは世界戦の選手も当然のようにやっていたからポジションが出せないからという理由で敬遠するのは絶対に駄目。

最後に、合宿をサポートして頂いた監督、マネージャー、朝日旅館の方々へ本当にお世話になりました。ありがとうございます。

ー3回生 福元 啓太ー