こんにちは、2回生の永井です。早いもので大学生活も半分が過ぎようとしています。これから待ち構えてる就活や卒論のことを考えると、暗澹たる気持ちになりますが、今はただ春休みを謳歌することにします。
さて、先月の29日にTIPSTAR DOME CHIBAで行われたTRSに出場したので、レースレポートを兼ねて記しておきたいと思います。TIPSTAR DOMEは2021年に完成したばかりの屋内型250mバンクです。今年のインカレはここでの開催が決定しているので、今回は250mバンクの感覚を少しでも掴むため200mFTTに出場しました。
会場に着いて準備をしたのち、公式練習代わりの実地講習を受けました。まず、2列でステイヤーズラインを20分周回し、その後8周回ほど1列でスプリンターレーンを走行しました。やはりコーナーの傾斜がきついのでラインキープが難しいです。あと、2・4コーナーでかなり詰まる印象がありました。そして室内バンクだけあってかなり脚が回ります。
講習が終わった後は自由に走ることができたので、ハロンのライン取りを確認しました。250mバンクには250mバンクのライン取りがあるのでその感覚を掴まなければなりません。具体的には、3コーナー辺りからかけ始めてホームストレートは外側いっぱいを走り、1センターでスプリンターレーンに入るイメージです。
その後、検車やローラーアップを済ませて出走しました。最初の周回ではスピードを乗せつつ、上バンの急な登りで脚を使いすぎないように意識して走りました。そして、掛け下ろしは前述の通りに掛けました。結果的には悪くない掛け方だったと思います。3・4コーナーでもスプリンターレーンを外すことなく走ることができました。しかし、レーンをキープすることに意識が向きすぎたことと、未だかつてないGが全身にかかったことで上手く脚を回せず、11.6秒という結果になりました。
今回の大会は、250mバンクを走ったことの無い自分にとって有意義で収穫のある大会でした。しかし、インカレでまともに戦うには経験値が到底足りません。西日本には250mバンクが存在しないため、かなり難しい課題になりますが、何が出来ないではなく何が出来るかを常に考えてインカレに備えていきたいと思います。
2回生 永井 笙太