こんにちは、三回生の久保田です。
全日本学生選手権チームロードタイムトライアル
[場所]埼玉県加須市
[天気]晴れ、暑い
[コース]利根川河川敷沿いの片道16kmの平坦の道を2往復(約64km)
[結果]15位
試走の結果、往路は向かい風になるので時速44~46km、復路は50kmに設定。
往路:0~16km
山神、手嶋、久保田、二宮の順でローテーション。44~46kmと設定していたが場所によっては47kmまで上がったり、風が強くて41kmまで下がったりするがペース的には問題ない。ちょうど良いくらいで、余裕がありブログにどんなこと書こうかなと思いながら走る。四人とも問題ない感じ。この時点のアベレージが43.1か43.5くらいだったと思う。
復路:16~32km
折り返しで手嶋がてこずって遅れるが、少し待って50kmほどまであげる。その後も48~50くらいをローテーションしながらキープ。少し前に立命館の選手たちが見える。視界に捕らえたらそれをめがけて走れば良いので気持ち的には楽になる。じわじわ近づき追い越す。ちょっとしてから自分の後ろで
「パッーーーン」
まさか!?二宮の前輪がバースト。近くに立哨員がいないし、スピードもある程度のっていたのでそのまま三人で行くことに。内心、「まじかΣ(゚◇゚;)!三人で行くんか!」と思う。気持ちは少しダウン。サドルの先端に座っているので股の骨が痛くなってくる、前を牽かないときはダンシングしたり、ブラケットのポジションにしてみたりとするがあまり効果はない。笑
往路:32~48km
補給は積んでるボトルで足りそうだったので受け取らない。「ちょっと待ってくださーい!」またまた折り返し地点で遅れた手嶋が言ってる。山神とスピードを落として待つ。後ろから勢い良く手嶋が追い越してきてそれに着く。「暫定12位。」無線で聞こえる。「いいぞ、関大!トップ10もいけるんちゃう?」心の中で思う。少し元気が出た。前の同志社を追い越す。山神が後ろに下がる際に「45kmで!」と、了解!少ししんどそうに見えた。45km前後でローテーション、時々山神が着き位置に。2人で回すときは、手嶋が長めに牽いてくれかなり助かる。慶応が後ろから追い越してくる。反則にならない程度に距離を保ちながら進む。この辺りから自分もしんどくなってくる。気分転換にハンドル周りに付けたジェルを食べようとするが開けるのに手こずって、手ベタベタ。最悪。余裕がありそうな手嶋が慶応を追い越す。しばらくするとまた追い越される。この往路の2/3ほど行ったところだったと思う。
「パッーーーン」
まさか!?二宮のパンクのときと全く同じ音がした。案の定、山神の前輪バースト。三人なので先程とは違い置いていくことはできない。立哨員を探しながら進む。このときは多分時速10kmくらい。向かいから来るバイクに手を挙げてアピール「パンク!!」、、、素通り。また、もう一台バイクが向かいから来る、同じようにアピール「パンク!!」、、、カメラマン。沿道の立哨員がなかなかいない。やっと見つけて一旦止まり、ビンディングを外す。そのタイミングで両足の太ももの裏をつる。こむら返り。嘘やろ!?自転車に乗ってて始めて脚をつった。前輪交換中に同志社に抜かし返される。このとき実は山神は後輪のスロパンにも気付いていたらしい。けど、ttバイクの後輪の交換は時間がかかるので何も言わなかったそうだ。走り終わってから知った。前輪の交換が終わり再スタート。痛ぇぇ、つった脚が悲鳴をあげてる。対処法がわからないのでその脚の状態のまま無理矢理漕ぐ。しばらくすると自然に直った。けど次いつなるかわからなくて怖い。
復路:48~64km
手嶋はまだ余裕がある。自分はかなりきている。心肺よりも身体がきつい。脚を回したくても回せない。普段の練習ではならない感覚。山神もしんどそう。今思えば、後輪がスロパンしているから当たり前か。手嶋が鬼のように牽いてくれる。自分もなんとか前を牽くが「久保田さーん、落ちてます。代わってください。」手嶋が後ろから声をかけてくれる。すぐ代わる。手嶋の鬼牽き。きつい。沿道にときどきいる立哨員が羨ましい。何で自分こんなにしんどい思いしてるんやろ。早く終われ!残り何キロやろ!と思う程、よりゴールが遠く感じる。多分この復路の7割くらいは手嶋が牽いてくれたんじゃないか。最後ゴール手前でまた同志社を抜かし返してゴール。
<チームttを終えて>
スタート前には四人でゴールしたいと話していたし、途中の暫定順位を考えると三度のパンクはかなり悔やまれる。けど運も実力の内だと思う。あのタイミングであの場所を選んで走ったのは自分たち。タラレバ言っても仕方ない。三度のパンクがあっても15位で帰ってこれるだけの実力があった。来年はトップ10を目指そう!!!見えた。
けどもう僕は二度と走りたくない。笑
身体のキャパを越えてる感じがした。猛烈に身体に無理をさせてる感じ。
だから来年走るかもしれない後輩に向けて今回の反省を。
・検車で引っ掛からないように規定に則した自転車の準備。(直前にポジションを変えないといけない羽目に会うので。)
・出来る限りのパンクをしない努力。(パンクで足止めをする精神的疲労は大きい。一回止まることでつるリスクがある。)
最後になりますが、この大会に関わってくれたすべてのみなさんありがとうございました!!
サポート、応援はとても大きな力になりました!
長くなりました、最後まで読んで頂きありがとうございました。
最後はホテルで福元にマッサージを受ける山神の写真で!笑
ー三回生 久保田悠介ー