こんにちは!3回生の熊谷です。

いきなりですが、7葛というのをご存知でしょうか?大阪と和歌山の県境にある標高858mの和泉葛城山には頂上に続く7つのコースがあります。この7つあるコースを1日で走破することを7葛と言います!その獲得標高は何と約4,700m!走行距離は120km超え!富士山なんて余裕で上れちゃいます(笑)。そして何と言ってもコースの難易度がどれも高いです。平均勾配が8%超えるなんて当たり前!距離も10km超えるのが普通にあります!実際に走ると分かるのですが道も荒れ気味で、激坂のオンパレード!この悪名高き7葛は自転車を始めた時からずっと挑戦しようと思っていたのですが、ようやく先日挑戦してきました。ここからは挑戦したコース順に僕が経験した地獄を見ていきましょう!

7葛制覇のカギはキツいコースからアタックすることです。けど僕は敢えて緩めのコースからアタックして、加えてノンストップチャレンジでいきました!補給は走りながら!そしてこの縛りが後々僕を後悔させることに……。

【塔原】
距離:6.9km
平均勾配:8.6%
現地まで自走なので馴染みがあるこのコースから。スタート地点まで家から20km。アップダウンが結構あるので平均時速30km/hでいく。そして7:40にいよいよ7葛スタート!塔原は有名なところでいうと鍋谷峠のようなコース。目立った急勾配はなく、同じような勾配でいく感じです。ここで景気づけにとタイムアタック!ポジションが変わったこともあり28分で自己ベスト!ここで既に疲労を感じる。後悔(笑)。

【神通】
距離:10.3km
平均勾配:5.9%
ここは距離こそ長めですが難易度は低めです。道もきれいなので走りやすいです。90回転くらいで一定ペースで刻みました。少し暑いと感じ始めました。そして意外と2本目でしんどい(笑)。

【牛滝】
距離:7.0km
平均勾配:8.4%
最初に15%くらいの激坂があります。所々で激坂が出現しますが、基本は塔原のようなコースです。ここは上っている方が多くて、激坂で抜かすときは少しきつかったです。ここは道が結構荒れているので、下りがしんどいです。この上りでゼリーを補給。元気がみなぎります!

【粉河】
距離:11.5km
平均勾配:6.5%
最長コースです。道はきれいですが、中盤にある激坂区間は回すことを意識しました。結構疲労がきているのを感じました。補給を走りながら多めに取るようにしました。カロリーメイトを食べている時にでっかいアオダイショウが道に居たときは大事な補給を落としそうになって、思わずコラッと言ってしまったことは内緒です。牛滝と違って非常に長く感じる。補給しても元気がみなぎらない!あと3本あるで!しかもキツイやつやで!とかは考えないようにして、全力で上りました。上り切った瞬間にクリートを外しそうになりました。何とか耐えて下り始めました。

ということで7葛チャレンジ前半編でした!次回はいよいよラスト3本です!次回は本気の激坂オンパレードです!そして本当の地獄が始まります!
それではまた!!

 

―三回生 熊谷飛鳥―