4回生福元です。今回は大阪府選手権大会 杉野杯の報告をさせていただきます。
天候は晴れ、種目はスプリント・ケイリン。当日、朝起きた感じは悪くない。睡眠はバッチリで絶好調の兆しでなんかイケる気がした。しかし朝一試走をしてなんだかなぁ〜と良くない感じ。アップをしてるのに、ここから落ちに落ちてスプリント予選は今年一の大不調…脚は回らん力は入らん、どないすんのやこれはと内心かなりまいってた。
とりあえず上バンは丁寧に加速、しかしいつものようにシュッと駆け下ろせずズ〜ンとコーナーに突っ込んで最高速度に乗らずにゴール。タイムは11.3、予選4位で良くないタイムだけど調子悪い割には〜と自分でもよくわからないスタートになった。
次はケイリン予選。上位3人上がりだから無理して仕掛けず先に仕掛けた人にくっついて残り200でもがいて1位。
次は1/4スプリント対戦、相手はどういうタイプかわからないから残り300で合わせて捲ってゴール。ここで調子はまずまずに。
次は3回戦の1/2スプリント対戦。相手は同志社の島。タイム的には格上だから自分から仕掛けていく。1本目は先行する相手に10m空けて一周目3コーナーで一気に詰める、そこからスピード感を錯覚させながら先行で仕掛ける。不意打ち成功、かなり先行するも追いつかれることはわかっているからバックストレートで後ろに付かせてホームでもがくも全くスピードが上がらずあっさり捲くられて1敗。次も仕掛けるも同様にホームストレートであっさり捲くられてもう完敗。ダンシングはなんとかなってもシッティングでのパワーが大きく負けてると感じた。
ケイリン決勝はまさかの1番キャップ。スプリント対戦で疲れててやっべぇ〜と思ってたら2番キャップは山神、下手に撃沈すると山神も道連れやぁ…
はっきり言って勝ち筋のほとんど見えないレースは始まり、ペーサーが外れて牽制…とはならず阪大が先行。疲労がキツい今一度被せられたら完全にアウト。だからこっちも合わせて踏んで、ライン丸々やっつけてやろうとすると1発目は仕留めそこねて並走状態に…ホームストレートでもう一回踏み直してバックストレートで阪大を完全に突き放したら、見計らった山神がさらに加速、独走でぶち抜いた。ここからもうラインもクソも無く山神のケツを目掛けてみんなでゴーゴー。自分は踏み直した直後だったから完全に被せられて流されるままに5位。ケイリンというより競輪な走り方になったけど3発目で踏み直せるようになるにはもっと、自重を使った加速ができなきゃダメだと思う。これはスプリントも同じ。
そして最後は3.4位決定戦、ケイリンからのインターバルは10分も無し。相手は身内の岡田。はっきり言って脚は限界に近かったから無理に展開を作らず、岡田を抑えてハロンで勝負。岡田はケイデンスコントロールが自分より上手いから駆け出しは確実に後手。だから岡田の後ろに付いて、より重いギアを使ってホームストレートでちょい差し、勝利。3本目になったら絶対勝てないから今度は牽制牽制から徐々にスピードを上げて残り200で今度はこっちが先行。コーナーは踏むのを我慢してホームで一気にペースアップ。岡田の猛追をギリで避けてハンドル投げでタイヤ差勝利。キツかったぁ〜
最後の試合のような消極戦略でないとケイデンスを自在にコントロールできない辺り、自分のイメージと走りがまだまだ合致してないと痛感する1日だった。あくまで自分の長所はダンシングでの瞬間火力。これに依存せず活かした走りをもっと試してみたいなと思う。こんなに考えて楽しかった試合は久しぶり。
インカレまで残り2ヶ月を切りました。次々大きな試合が来るので残り短いですが応援よろしくお願いします!!
ー4回生 福元啓太ー