4回生福元です。この度は全日本学生選手権トラックの報告をさせて頂きます。
今回の種目はスプリント、会場は福島国際サイクルスタジアム。走りやすいバンクで天気は現時点で今年1番の暑さ。前日入りで早速暑さにやられかけるも早々に切り上げたからダメージは無し。宿泊は母の実家が片道1時間もかからないため、宿代節約も兼ねて実家に泊まることにした。おかけでいつも以上に遠征であるけどリラックスした休息を取れたと思う。
当日は同様の晴れでめちゃくちゃ暑い。体調は良く、いつも通り朝一番のスプリント予選に望む。
サポートからホルダーまで島津がしてくれて気持ち良くスタートを切れた。島津が細かいことまで気を配ってくれたからとても助かった。
周回の遅さがタイムに影響を与えていることは明白だったから加速を意識、上バンからスプリンターレーンまでがとても広いためそれをいっぱいに利用して駆けおろし、間違いなくベストタイム。結果は10.989。
始めて11秒台の壁を破ることができた。けれども正直言って気持ちは晴れなかった。自分の後を走った人は皆10秒台、更に学連記録の更新により9秒台をマークする選手も現れた。結果はあえなく予選落ち。
自分の成長以上に環境に置いていかれたことを痛感する日だった。数年前なら確実に予選を突破できただろうとかそういう泣き言は正直たくさん浮かんだけど結果が全て。自分が出した全力が欠片も敵わないのはとても悔しかった。
浮かれた奴だと思われるかもしれないけれど自分はまだ全ての引き出しを出し切っていないと思っています。それは未完成な選手であるということでもあるけどそれ以上にもっと強くなれるということ。
インカレでも同じ結果になるなんて絶対に認めないし、もっと強くなります。残りナショナルトラックカップ、西カレ、インカレと関大生として出られる試合は片手に数えられる程しかありませんが、応援よろしくお願いします。
ー4回生 福元啓太ー