どうも、3回生の黄です。

今回は7/21に行われた全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ 草津ナイトレース 普及大会のレポートを書いていきます!

当初は1.3km×15周=19.5kmの予定でしたが、事故防止のため、1.3km×10周=13kmで2グループに分けて各グループ約33人での出走になりました。コースはスタートゴール時点がもこっと上りになって、その後下ってコーナーであと平坦みたいなレイアウトです。

試合当日、レースは18時からという事なので、きっちり1限目の到達度確認テストを受けてから積み込みをして出発しました。早めに到着したので、ゆっくり準備をしたり、べちゃくちゃおしゃべりしたりして、リラックスしてました。17時ごろに準備運動を開始、いつものストレッチをして、そのまま試走に出発しました。試走ではコーナーとスタートゴールのお山さんを確認しました。思ったよりそんなにきついコーナーじゃなくて、本当にノーブレーキでも曲がっていけるくらいのコーナーでした。お山さんはこれこそ惰性で登っていけるやつだなぁと思って試走しました。ストレッチ、試走段階で思ったことは、やばい、今日はバチクソ脚の調子がええぞ。。。でした。前の全学クリテの時は完走出来るか不安というマイナスな状態でしたけど、今回はレースが楽しみで仕方がないっていうワクワクが勝っていました。

レース開始、最初は集団の真ん中らへんから後ろで様子見、人数が少ないので、無駄に前に出なくてもいいと判断。コーナーはアウト側から入ってみんながイン側にいくので、自分はわざと膨らんで空いていたアウト側をそのままいく、これで前に詰まってブレーキを引く必要をなくし、減速を少なくし、立ち上がりを少しのパワーでいけました。ペースはそれほど早くなく、前で散発的なアタックをする人もいるが大体単騎で、集団の先頭が落ち着いて追いかけるという展開でした。お山さんも全然惰性で行けて、むしろ少し踏み込むと集団前方に行けちゃうぐらいでした。そもそも全体的にすぐに前に上がれるぐらいのペースでした。ここで、本当に調子がいいと確信、全然しんどくなかった。ここで少し魔が差してきました。集団がゆるんだ瞬間に行っちゃいなよと誰かが囁いた気がしました。おそらく悪魔でしょうね!6周目の上りに入る最終コーナー前の直線で集団がゆるんだ、ここや、行ける!と思い、思いっきり踏んでアタック!後ろを見ると大工大の1人がついて来て、後ろにもう何人か来ようとしている風に見えた、んで8割ぐらい踏み続けて上りに入って先頭交代、自分と大工大の2人だけになった。集団は2、30メートル後ろ。大工大の人がどうする!と聞いた瞬間に行こっ!と即答しました。しかし、このままのペースで上るかと思ったら、思いっきしダンシングしだして、ペースをあげよった!2回も連続でもがけんわ!と思いました。上り終わったら脚が終わっていました。下りに入るとごめんと叫んで、お互い諦めて集団に戻りました。本当に申し訳ないと思いました。彼の8,9割が僕の10割以上で、完全に自分の力不足でした。集団に戻ると、とりあえず落ち着いて呼吸を整えることに専念。しかし、最終周回へ入る上りのペースアップで脚がソールドアウトして、下りでちぎれてそのまま吐きそうになってゴール。

今回のレースでは、よく言えば、積極的な挑戦ができた、悪く言えば、自分の脚に見合わない無謀な挑戦でした。これはこれでいい経験が出来たのである意味よかったのですが、あのままなら確実に着れる自信があっただけにチャンスを無駄にしたなぁと後悔もしています。自分の勝てるパターンがはっきりわかったのと、課題もはっきりわかったレースでした。次はきっちり落ち着いてレースを展開して、きっちり勝てるように夏休みバチコイ練習していきたいと思います。

最後になりますが、レースを開催、運営して下さったキャットアイ様、運営委員の皆様、どうもありがとうございました!

ー3回生 黄 祥悦ー