こんにちは、4回生の田渕です

 インカレトラックの3日間が終わりました。

 舞台は僕が2回生の時のインカレと同じ、伊豆ベロドロームです。その時は団抜きとポイントレースに出走し、初めてのインカレで他大学との力の差を感じました。

 4回生のインカレが同じ舞台で行われ、来たのも2年前のインカレ以来だったので少し懐かしさも感じながら、2年間で個人として、またチームとしてどの様に成長したのか楽しみにしていました。

 しかし、実際に現地に入るとやるべき事は山のようにあり、2年前を思い出す暇も無く3日間を過ごしました。

レースの内容や、感想は選手それぞれのブログを見ていただく方が分かりやすいと思うので、僕からは機材やサポート目線での振り返りをしたいと思います。

関大からの出場種目は団抜き、個抜き、スプリント、オムニアム、タンデム、ケイリン、1キロTT、チームスプリント、マディソンでした。2年前の関大では考えられないほどの種目数で、サポートする側もそれぞれのスケジュールに合わせて動かなければなりません。1人ひとり選手にサポートを付けるようにしましたがサポートの能力にも個人差があり、今思うと特定の人に負荷がかかる形になっていたようです。

 特に機材面では顕著で、僕は出場選手全ての自転車に目を通すようにしましたが、自分のサポートするべき選手である山神の団抜きでのパンクを防ぐ事は出来ませんでした。

ただ、成長した部分もいくつかありました。

2つほど紹介しておきます。

1つ目は、今年のインカレでは1度も検車で引っかからなかった事です。関大で4年間インカレに参加してきて、誰1人検車で引っかからなかったのは初めての事だと思います。すごくレベルの低い話にも思えるかもしれませんがこれは重要な事で、車検はレース30分くらい前に行うので、このタイミングで自転車を再調整となると選手の集中を台無しにしてしまうからです。

 もう1つはトラブルの対処です。

 昨年は僕と笹岡でほとんどの機材トラブルを解決していたのですが、今年は色々な意見がチームで出るようになり、その中から最適なものを選び出せるまでになりました。これは、昨年の反省を踏まえて1人ひとりが少しでも機材に詳しくなろうとした結果だと思います。

こんな感じで今年のインカレを振り返ってみると、昨年より良くなった点もあれば、逆に悪くなった点もあります。これを来年に繋げていきたい、と言いたいところですが、今年のインカレはまだロードが残っています。

しっかりと修正して、最後の仕事をしたいと思います。

 

 

ー4回生 田渕 春歩ー