お久しぶりです。4回生の西田です。

今回は広島のトレーニングレースに行ってきました。

おそらく大学ラストとなるレースで中央森林公園を13周する約155kmのガッツリしたロードレースです。

さらに、足切りがなく先頭がゴールするまで走り続けるという、千切れたら地獄でしかない嬉しいご配慮付きのレースです。

まぁ、「大学ラストの」と言いつつもロードレースと言えるレースは初めての経験でした。笑

メンツもなかなかで、インカレ二位の選手やなんかすごい中学生などなど。

実は先日、落車して自転車が使えなくなったのでOBの福元さんに大事な自転車をお借りして走ることができました。
すごく軽くて走りやすかったです。ありがとうございました。

当日は移動のせいで睡眠時間は1時間で挑むことになりましたが、かえって調子が良かったように感じました。

かなりテクニカルなコースと聞いて落車が怖かったのでホイールは練習輪で出ることにしました。

天気は良く、朝方は肌寒かったものの出走時には暖かくなっていきました。

試走で島津にポイントを教えてもらい、これが後々すごく役に立つことに。

出走前は以前合宿に来てくれた神大の橋本くんが話しかけてくれて緊張がほぐれました。

エリートのエントリーは30人弱くらい?で出走から2周回完了時点に高校生以下が合流し、合計100人ほどでの出走になりました。

1周目
下りのスピードにビビりつつも、みんな様子を見ているのか落ち着いたスタート。
自分も前でこなせた。

2周目
所々でアタックがあるが集団は泳がせている感じ。1度自分も京産の小出くんと島津のアタックに反応するも付き切れ。結局それもすぐに吸収。(京産は終盤に動く作戦だったので人数を削るためのアタックだったよう)

3周目
高校生以下が合流。人数が多すぎてカオス。下りは上手く前で入れたので無駄な危険はなかったものの、小出くんが人数を削るためにペースを上げていてまぁまぁしんどい。下りの感覚は慣れてきた。

4周目
アタックが多くペースがかなり上がっている。(島津はここで足を使わされていたみたい)
高校生以下数名の逃げが出来てからはペースが緩む。
すでに足をつりそうになっていて、島津に水を分けてもらう。
かなり集団の人数が減っている。

5周目
ペースは緩んだまま。かなり回復できた。
ずっとこのペースならなーとか考えて。

6周目
ペースが所々で上がる。
三段坂の終わりで千切れかけるも、島津に教えてもらったポイントを思い出し、登り返しで詰まる地点までに追いつく。
そこからしばらくは落ち着いて踏めた。
ふと後ろを確認したらすでに30人いないくらいの集団になっていた。

7周目
三段坂手前あたりでパンクしたかと思うくらい急に足が重くなる。
三段坂に入ったところで両足がつって遅れ、下りでも足は戻らず、完全に集団からドロップ。

そこからは一人旅。延々と足がつり続け、全く踏めない。自分より早くドロップしていた人たちにどんどん抜かれていく。
ラスト2周くらいで先頭とメイン集団にラップされ、1周少ない周回数でゴール。

結果は40/97位(エリート10位)でした。

今回のレースはすごく良い経験になった。学連はこれほど長いレースが限られているので、来年以降は他の部員たちも出たら良いと思う。

コンディションや機材、補給のタイミングなど未熟な点は多々あったが、そんな言い訳のような要因以前に、まだ自分の足があの強度であの距離に対応できるものではなかったのが今回の敗因だと思いました。

ひとつひとつを取れば対応できないペースではなかったけど、それに耐えられる距離が自分では80kmほどが限界で、ここを伸ばしていく練習が必要だなと感じました。

今回は自分の他に2回生島津と1回生増田が参戦。

島津はさすがの走りで最後こそ遅れたようですが安定した走りをしていました。おそらく関大では今1番ロードが強いと思うので、下回生は一緒に練習してもらうと良いよ。

増田は1周目で遅れてたのかな?ただ、今の1回生では1.2位を争う実力があるのも事実。その増田がこの結果。ちなみに増田はもちろん僕よりも走れないとクラス昇格なんて夢の話。他の1回生はもっと焦る気持ちを持って日々取り組んでいって今年僕らが残せなかった結果を残せるようになってほしい。

ー 4回生西田優大 ー