2回生の至田です。
今回は西日本新人戦トラックとRCSおんたけのレースレポートになります。
新人戦
いきなりですが、今回は自分の地元に近い場所である岸和田競輪場での開催ということもあり、気が抜けていたと思います。僕はスプリント(200m)に出場しましたが、色々とゴタゴタして焦りで頭が真っ白のまま1本目のタイム計測を行った際には、スプリンターレーン(1番内側の線)ではなく、ひとつ外側を途中まで走ってしまい記録が12.324でした。客観的に見ても、自分自身で見ても最悪の走り方です。2本目は4分の1決勝戦で亮介(2回生の黒瀬)との対決になりました。結果は立ち回り方も全く分からず負けです。ここまでで、対決については全く気にしていませんでしたが、1本目のスプリントで自身の不甲斐なさにを思い知り、精神的に来ていました。5~8位決定戦は14時頃からだったので、両親に作ってもらったお昼ご飯をありがたく食べて、気を取り直し挑むことにしました。5~8位決定戦は僕と石田(2回)、村上(1回)、朝日の選手4人一斉で行うことになりました。先程よりも感じれることがあるだろうと意識しながら走りましたが、後ろにいた石田にかけられた際に速度について行けず、最終コーナーを過ぎて朝日の選手をかわして結果は8人中6位になりました。
今回の反省点としては時間に沿って物事を順序立て進めれなかったことと。決戦用ホイールが何か分からず、授業があり積み込みに参加できなかったことで他の選手に少し借りる形になったこと。この2つが大きいです。他にも、スプリントの時に自分が前にいる場合、後ろの様子を伺い牽制することが大切だということも石田から教えて貰うなど、学べたことが多い試合となり、結果的に自分にプラスになったと思います。
続いて御岳のTTとヒルクライムのレポートになります。
TTは片道8kmのコースを往復し、16kmを走りきったタイムを競います。途中40メートルの登りがひとつありますが、それ以外はほぼ平坦となっていて、コーナーの減速やライン取りに気をつける必要があるコースになっています。新人戦の反省を踏まえて準備や検車を早めに済ませ、スタート位置には決められていた時間の5分前に間に合わすことができ、利根川のTTや新人戦の時より心に余裕をもってスタートすることが出来ました。いざ、スタートしてみると、2.5kmほどすぎたあたりから少し足が重く感じ、「今日ヤバいかも」と感じ始めました。実際上り区間と下りでもあまり踏めていなかったので、精神的にも結構キツかったです。ブログにも書きましたが、自転車に乗ることが通学メインになり、TTを想定した練習があまりできていなかったことが良くなかったと思われます。気にしていても仕方が無いので、前の人が見えるとその人を目標にして走ることを意識していました。結果は全体で41位(クラス3で16位)とまずまずの順位でした。
TTでは普段の練習と試合前のアップが不足していたことが改善点になります。走り終えた際に血の味がすると話したところ、黎明(1回の藤田)からアップが足りないことが原因と教えて貰いひとつまた学べたことが増えました。普段では1人で自分の限界と向き合って走りきることが少ないので、これからもTTがあると出場したいし、練習でもそのような機会を増やさないといけないなと思いました。
最後にヒルクライムです。
ヒルクライムは自分の得意分野ではなく、足切りを喰らわないように必死で走ることが目的でした。レース開始からほとんどの選手がもがき始めて、オーバーペースにやられてしまい、1キロ程で先頭から切れてしまいました。そこからは近くにいる人と先頭交代しながら少しずつペースを戻していき、何とかゴール出来ました。最後に並んだ選手とスプリントできる足が残っているのならもう少しペースの配分を考えても良かったのでは?と感じましたが、その部分は次からレースに出る際の改善点に繋げていけたらなと思います!