こんにちは!2回生の至田です。
今回は2021年シーズンの振り返りを書きたいと思います。私自身は去年の秋に入部し、練習に参加していましたが、コロナの影響もあってか1回生の頃は全くレースに出ていませんでした。しかし、今年に入ってからはクリテリウムを始めトラックレースにも出させて頂き、たくさんの収穫があったシーズンとなりました。
初めての試合は舞洲クリテリウムで同時期に入部した2人と一緒に出場し、「レースがどういうものなのか」を学べて良い経験となりました。5月には群馬のオープンロードに出場しましたが、スタート直前の落車に巻き込まれ、レースというレースが出来ず悔しい思いをしましたが、同時に位置取りの重要さを学びました。その次の6月には個人TTと草津ナイトクリテに出場しました。タイムトライアルももちろん初めてで、ペース配分や練習なども自分なりに考えて臨みましたが、小石を踏んでしまいスローパンクし、ラスト5キロで回収されることとなりました。正直悔しい気持ちでしか無かったですが、自分に非があることは分かっていたので、改善できることを潰して頑張ろうと思いました。次の草津ナイトクリテではレースに慣れない状態に雨上がりのコンディションでしたが、悪くない順位で完走出来たので「もしかするとクリテリウムが得意かも」と思うキッカケになり、少し自信を持てるようになりました。7月には白馬クリテリウムに出場し、ラストの1周に入っても余力を残していましたが、位置を下げたことに焦り、コーナーを攻めすぎた結果落車してしまい、フレームを割ってしまうことになりました。その時はインカレロード出場のために必要なクラス2昇格へのチャンスを逃したことと、愛車を無くしてしまった悲しみでかなり凹んだ記憶があります😅 それから、8月の上旬に明石の競輪場でピストの練習をし、最初こそ扱いに苦労しましたが、新しい自転車に触れることができ、とても新鮮な気持ちだったことを覚えています。インカレでは両方サポートで参加しましたが、大学から競技を始めた3人で色々な所へ行き、忘れられない思い出を作ることができました。また、全国レベルの試合の迫力に驚きながらも「このような舞台で試合をしたい」という思いを再確認出来ました。9月には試合が無く出場しませんでしたが、10月にはトラックのデビュー戦になった西日本新人戦とおんたけのTTとヒルクライムに出場しました。新人戦では緊張のあまり上手く走ることが出来ませんでしたが、ハロンでB基準を獲得するためのタイムからそれ程遠くなかったので、「次は落ち着いていこう」と自分に言い聞かせていたことを覚えています。また、おんたけの試合ではTTは無事完走することが出来、ヒルクライムも苦手にしては足切りを喰らわずに済みホットしました。しかし、順位は昇格に程遠く精進せねばと改めて感じたことを覚えています。最後の試合は11月の西日本インカレに出場し、ハロンと1kmTTの2本(出走は4本)というハードスケジュールでしたが、1本目のハロンでB基準を獲得し、最高とは言えませんが2021年シーズンを少し良い形で締めくくることができ嬉しかったです!
最後に今シーズンは試合にたくさん出させて頂き、色々な経験を積み、成長することが出来ました。特に競技をすることを理解し、助けて頂いている両親やレースに出る際にサポート頂いてる方々に感謝の気持ちを忘れず、来シーズンはロードでクラス2の昇格とトラックでのインカレ出場を目標にし少しでも良い結果を残せるように頑張ります!また、自転車本来の楽しさを忘れずひとつひとつのレースを楽しみます!
2回生 至田 恵人