こんにちは!2回生の至田です。
今回は年末に書いた七葛の後半について書いていこうと思います。七葛とは何?と思われた方はぜひ前のブログを見てみてください!🤲
この前の続きから4本目に登った粉河ルートから書いていきます。粉河ルートは葛城山のルートの中で1番長い距離の11km続く登りです。その長い距離のおかげか坂のキツさは中尾や蕎原などと比べるとかなりマシで僕のような登りが苦手な人にとっては走りやすいルートになっています。しかし、これまで激坂ルート3種盛りを平らげてきた体には結構堪えるものです。途中で日差しも強くなってきて水分も抜け、心を無にして走っていました。長かった粉河ルートを終え山頂に到着します。
次は塔原ルート(以下塔原)に降りてから5本目を登ります。塔原は大阪側に住んでいる多くのサイクリストが登るルートで、ストラバのセグメントで見ても葛城山の中で1番挑戦者が多く人気なルートなのだと分かります。コースは粉河とは打って変わって勾配10%超の坂が続いていきます。かと思いきや、途中で下りや勾配の緩む区間があったりなど、僕の1番苦手なタイプのルートでもあります。塔原ルートを登り終え、ハイランドパーク粉河にあるゆたか茶屋でうどんを食べました。ゆたか茶屋では「七葛にチャレンジしている」と店主の方に話をすると写真を撮って、記念にアルバムに残しておいて貰えるという面白いサービスもあります。過去のチャレンジャーを見ているとバリバリ走れる知り合いの方が出てきたりなど結構面白かったりします。(笑)
ゆたか茶屋での休憩を終え5本目の神通ルートに降りていきます。神通ルートは府道62号線に位置する神通温泉からスタートするルートで塔原と粉河を足して2で割ったようなルートです。
僕が初めて葛城山に登ったルートでもあり、「いつまで続くのこの坂」と心の中で呟いたことを覚えています。登ったときの記憶はあまりないですが、何せインナーロー(1番軽いギア)でゆっくりと登っていたことは覚えています。
神通ルートを登り終え、最後に塔原のバス停まで降りていきます。バス停の自販機で炭酸ジュースを一気飲みし、ラスト1本を登り始めました。ここまで来ると登りきる他ないことはわかっていたので、気合いも入り無事ゴールすることが出来ました!
このチャレンジを達成して学べたことが2つあります。
1つ目は何か大きいことに対して計画を立て挑戦することの大変さや面白さです。七葛を達成したときはなんとも言えないような達成感に包まれていました。(笑)
2つ目に学んだことはサイクリングというスポーツは自分自身のマネジメント能力がとても大切だと改めて実感したことです。補給をいつ、どのように摂るべきなのか、どのくらいのペースで登ると7本登りきれるか、もしものトラブルが起きてしまったらどうすれば良いのか、などなど、これから競技をしていくにあたってためになることを学べたと感じています。
最後に、僕は大学在学中は競技に全力で取り組もうと思いますが、競技以外のチャレンジやサイクリングイベント(ブルベなど)にも試合のあまりない期間に挑戦してみたいと思います!もしかしたら今年はエベレスティングなどに挑戦しているかもしれません(笑)
写真は七葛の際のログや坂の感じを載せているので、七葛にチャレンジされる方はもちろん、葛城さんが気になっている方にとっても参考になると幸いです。あまり締りのない最後でしたが、読んで頂きありがとうございました。
2回生 至田 恵人