こんにちは!1回生の熊谷です。
日曜日に新入生チームではりちゅうサマーエンデューロに行って来ました。1周TTとロードレースと120分エンデューロの3種目の参加でした。当日は朝から蒸し暑くて息苦しいほどでした。まず試走で約3kmのコースを念入りに確認しました。最初の上りはそんなに距離がないので大丈夫だろうと感じました。僕にとっての問題は足を回して下るような、最後の長い緩やかな下りでした。僕には全くスピードがありません。50km/hを超えてくると急にブレーキがかかったようにスピードが出なくなります。僕にとってはこの下りがレースでは肝だなと感じました。
・1周TT
僕は手嶋の次の出走でした。手嶋が勢い良くスタートしていくのを見て緊張しました。スタートしてすぐ上りですがアウターで走り始めました。上りは谷さんとの練習のおかげで30km/hくらいで通過しました。その時に手嶋が見えたので追いついたると思って下り始めましたが、そこからは全然ダメでした。全くスピードが出ない。今後の課題だなと改めて感じました。結果は手嶋から11秒も遅れて6位でした。
・ロードレース
エリートで出走して、10周の30kmで争いました。ローリングスタートでは1番前に陣取りましたが、上りが終わってリアルスタートすると一気にペースが上がりました。周りの人との間隔が狭くて、身体が何回も当たりました。ビビりなせいで躊躇してしまい、集団前方から一気に後方まで位置を落としました。周りとの距離が怖くて緊張してしまい、最初の4周は集団後方で少し間を空けて走るというありえない行動をとってしまいました。5周目に入り、少し慣れてきたので上りで前方に上がりました。そうするとレースがどのように動いているのかが驚くほどとてもよく分かるようになりました。そうすると身体的には苦しいのですがとてもレースが楽しくなってきました。6周目の上りでアタック。ですが下り始めてすぐに吸収。そして、苦手な下りで誰かがアタック。必死で集団に付いていきました。7周目もアタック。4人の逃げをつくることが出来ましたが、その周で吸収。8周目は誰かがアタックしたのを追いかけたことが結果的に集団を引っ張ることになりました。その周は長い下りに入るまで1人で引いてました。9周目の上りでチェーンが外れかけて焦りましたが、なんとか集団前方に残れました。今思えばこれが後々起こる悲劇の前兆だったのかもしれません。そしてラストラップ、ペダルの人がアタックしたのに反応して全力で回しました。しかし、思ったように足が回らずに飲み込まれてそのまま上りの立ち上がりの下りで一気に離されてしまいました。集団は見えているのですが間を詰めることが出来ずに、勝負に絡むことなくゴールしました。
・120分エンデューロ
ロードレースの悔しさを晴らそうと意気込んでスタートしました。2周目の上りはペースが上がったなと思った時に手嶋が先頭を引いているのが見えました。自分も行かなアカンと思い、3周目の上りで一気に前に出ようとシフトアップした時にいきなりガチガチといってリアのディレーラーワイヤーが切れてトップに入りっぱなしになりました。そこからはトップ固定のままで、メカニックに入った方がいいのか迷いましたがそのまま行った方がいいと判断して全力で走り続けました。今までで1番キツイレースだったかもしれません。上りでは本当に足を着きたくなるのを必死で我慢しました。最終的な結果も良い訳がなく、エンデューロはパワートレーニングになってしまいました。僕はパワーが無いので良い練習にはなったと思います。メカトラも自分の責任なので、2度とこんなことが無いようにこれからはもっとしっかりメンテナンスします。
とても暑くて苦しい1日でしたが、色々なことを学べた1日だったと思います。自分の弱い所やレースの動き、集団前方にいる大切さ、積極性、メンテナンスの大切さなど挙げるとキリがありません。来週には美麻ロードレースに出場させてもらうので、そこで良い結果を残せるように今回学んだことを忘れないようにして頑張りたいと思います。何より今回のレースは苦しかったですが楽しかったです!
長文になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!!
ー1回生 熊谷飛鳥ー