お疲れ様です。三回生の小西瑛久です。
8/25〜28に静岡の修善寺で行われたインカレに出場しました。出場種目は1kmTT、団抜き、ロードレース。
2日目に行われた1kmTTは目標を自己ベスト、そしてベロドロームの電光掲示板で一番時計を取ること。
ギアは試走の感じからいつもより重めのギアの51-14に変更。いつも通り序盤から全力で踏んでいく。自分はトラックスプリンターではないからトップスピードは周りに劣ってしまう。それでも最後までタレないように踏み続けて、自己ベストの1:07秒。監督からタイムを聞いたときはかなり嬉しかったし、狙っていた暫定1位を取ることが出来て良かった。暫くの間気分よくインカレのホットシートを味わって、後半の選手に抜かれていくのを待つ。結果は19位。後半に登場してきた選手は別格の走りだった。
お昼休みを挟んで団抜き。今年の夏、全員で必死に取り組んできてトラック種目の中では一番力を入れていた。メンバーは山神、二宮、小西、田淵。並びもこの通り。
午前中の1kmの感じから山神と自分の調子はいいと感じていたし、前日の二宮のスクラッチも良かったので不安要素はなかった。山神が完璧なスタートを切る。二宮、自分、田淵と回ってきて、設定タイムよりかなり速いペースになっていることに気付く。山神、二宮がペースを落ち着けてくれる。自分に回ってきた時に周回板を見ると残り5周。脚を残してもいけないし、行ける所まで引いて交代しようと思い、2周引き。ここでペースを再び上げてしまい後ろの田淵が中切れを起こしてしまう。後ろから来ているのは山神と二宮で、自分と10mほど離れているらしい。2周引いて先頭交代をする時に後ろの状態を把握する事が出来ず、かなりテンパってしまった。その結果、二宮の後ろに上手く入ることが出来ずに崩壊させてしまった。結局、離れたまま3周1人で追いかけてゴール。タイムは4:42だった。
田淵には本当にしんどい思いをさせて申し訳ない気持ちでいっぱいだった。上回生としてチームをコントロールしなくてはいけない立場だったはずなのに、真逆なことをしてしまった。悔しくてたまらなくて、終わった時には頭が真っ白で涙が止まらなかった。唯一の救いは、このメンバーで来年も走るチャンスがあること。この悔しさを来年の団抜きにぶつける決心がついた。
1年で1番大事な大会だからこそ、平常心を忘れてはいけない。そのことを強く思い知った。
この2種目で自分のトラック種目は終わり。最終日に本当にこの1年間をかけているといっても大袈裟ではないロードレースが控えていた為、緊張は切らさずに調整に入った。またロードレースのことは後日ブログに書かせていただきます。
〜三回生 小西瑛久〜