2回生の中西です。

今回は先週の日曜日(9月2日)に長野県で開催されたインカレロードのレースレポートになります。

インカレロードに出場した選手は3人。

4回生の久保田さん、3回生の岸本さん、1回生の島津です。

自分はインカレトラックに引き続き、サポートとして同行しました。

選手の目線ではなく、サポートの目線から見たインカレロードは実力が出ているレースだと思いました。

もちろん、完走できなかった選手に実力で自分は及びません。しかし、出場した選手の中でも生き残った(完走した)選手はインカレに向けて仕上げているレベルが違うと思いました。

周回を重ねるごとに一人、また一人と削られていく厳しいレース。

関大の選手は残っているのかと周回を重ねるたびにヒヤヒヤしていました。それと同時にワクワクしていた自分もいました。

中でも、久保田さんの姿を見るたびにまるで自分がレースに出ているような感覚で見ていました。

夏休み期間中では久保田さんと走る機会が多く、その背中を見て自分も刺激を受けていました。この人みたいに速くなりたい。そしていつか超える選手になりたい…そんな風に練習していました。

インカレロード当日の久保田さんの付き添いとなった時には、レース前のニッコリとしている久保田さんの表情の奥にある緊張感も伝わってきました。

4回生として最後のインカレ。最高の走りをする覚悟が練習からも伝わってきていました。

周回を重ねるごとに厳しい表情になる久保田さんを見ていても、不思議と安心感がありました。こんな厳しい状況でも強いメンタルを持っていることは練習で見せつけられていました。

そして、いよいよ完走の瞬間。周りの感性とともに久保田さんのインカレが終わりました。そのままゴールラインを通過してコース奥で座り込む久保田さん。

泣いていました。そして今までの練習の成果が報われた瞬間でもありました。

(マネージャーの竹野も感動して号泣してました😂)

僕はこの時の久保田さんの感動の様子を忘れることはないと思います。サポートとして同行し、目標としている先輩が目標を達成した瞬間。

自分もこのインカレという舞台で活躍できる選手になりたいと久保田さんの姿を見て思いました。

来年は自分だ。今の自分にインカレの出場権はない。

まずはクラス2に昇格すること。そこから久保田さんに近づける一歩になり、そこから自分の自転車競技が始まるのだと思います。

今年のインカレロードは自分にとって強い選手としての意志を持たせる素晴らしいレースでした。

久保田さんのみならず、岸本さん・島津の走りにも影響を受けています。

来年は一緒にインカレロードに出たい!

練習で努力し、レースで勝ちインカレに出たいと思います。

以上、インカレロードのレースレポートになります。

 

 

ー2回生 中西諒磨ー