こんにちは!
2回生の田渕春歩です!
今回は先日行われた全日本学生選手権チームタイムトライアルのレースレポートです!去年は入院していて病院で応援していたのですが、今年は4人目の選手として走ることになりました。
走ることが決まったのはほんの数日前で、選考対象になるレースではあまり目立った結果が出せていなかったので少し驚きました。ただ、先週の美山にある程度調子を合わせていたのでそのままをキープして週末を迎えました。
チームTTは、4人で先頭交代をしながら走り、3人目のタイムがチームのタイムとなるタイムトライアル種目です。つまり3人目がギリギリ残る状態でゴールするのが一番タイムが出る。今回の関大のメンバーは、谷さん、山神、小西さん、僕、で恐らく平地の巡行能力が高いのもこの順番。
コースはど平坦の直線15キロを往復2回の60キロ(実際は63キロだったらしいです)
レース前
風はほとんど無風。
コーチの二階堂さんから、「先頭に出る割合を谷さんを5とすると山神と小西さんが3〜2、僕を1ぐらいにしよう」と設定していただく。
スタート前、スタート地点に着き30秒前のカウントを聞く。心の中でとにかく死ぬ気で走ることを誓い深呼吸。
スタートの合図で谷さんが加速していく。ある程度スピードに乗った時点で速度を確認。時速47キロ。予定より少し速いがキツくはない。1回目のローテーションは全員均等にまわる。先頭に出ていてもそこまでキツくない。
2回目以降は谷さんと山神が長めに引いて小西さんがその半分くらい、僕はそのさらに少し少ないくらいを引く。全然キツくない。ただ、60キロあるので前半無理は禁物。結構近くに1分前にスタートした立命館が見えている。
15キロの折り返しをまわる。時速43キロぐらいに落ち着く。多分少し向かい風。小西さんの引く距離が少し短くなったので、前半休んでいた分少し長めに引く。と言ってもまだ半分も過ぎてないので6割のペースは厳守。僕が無理をしたところでチームのタイムはほとんど変わらない、それより切れて早々に3人になる方がリスクが大きい。
1周目完了、思っていたより余裕を持って終わった。
2周目、35キロ超えたぐらいで先頭を引いていると両ふくらはぎがピクピクしだす。ヤバいな…
とにかくすぐに交代してワンローテーションを飛ばしてもらうことを伝える。
とりあえず後ろに下がってスポーツドリンクを補給。状況を整理する。心肺は余裕、つりそうなのはふくらはぎ、サドルの後ろ目に座ればふくらはぎはある程度休めるはず。とりあえず回復の兆しが見えたので小西さんの後ろに入る。が…
右足のふくらはぎが一気につった。ぎこちないペダリングでくらいつこうとするがどんどん離れる。(谷さんは修善寺でつったときどうやって集団に残ったんだろう…)
切れる…痛みに耐えるのは得意なはずなのにそもそも足がまわらない。
遠ざかる3人、足を止めてピットに引き返しました。DNF。
調子が良かっただけにここで足がつるとは思っていなかった。本来45キロ地点まではしっかり引きたかったけれど実際切れたのは38キロ地点。時間にして1時間弱。
最近、長時間の練習ができていなかったし。今思うとまさに30キロ前後が丁度練習の距離…。練習は嘘をつかない、その通りだと思った。
あと、ピットに戻って松兼さんに指摘されたけれど全然スポドリが減っていなかった。
足がつるのには色々な要素があると思うけれど、今回はこの辺りが大きな原因だと思う。
これからはなんとか時間をつくって一度に長時間乗りたい。ただ、現実的に平日は難しいのでウェイト系のトレーニングの後ローラーで高回転でまわすなど、それに近い形をつくって自分なりに試行錯誤していきたい。
後、補給も忘れずに…笑
僕の場合周りより練習時間が少ないので、考えることをやめたらそこで終わりだと思う。
今回の反省をしっかりまとめて次にいかしたい。
ー2回生 田渕 春歩ー