こんにちは、四回生の久保田です。
全日本学生選手権チームロードタイムトライアル
4人1組で利根川沿い15kmを2往復する60kmのタイムトライアル。3人目のタイムがチームのタイムとなる。
このレースはチーム目標であり大事な試合。
【結果】18位/23チーム
手嶋、山神、島津、自分の並びでローテーション。
前半は踏みすぎず淡々と気持ち抑え気味で後半まで脚が持つようにという意識で。
1~15km
スタートして6km地点くらいで島津後輪パンク。ここで3人となるのはまずい。つきいちで15km地点まで耐えてもらう。島津除く3人で長めにローテーション。折り返し地点が近づいてきたところで無線を使って「島津バイク!!」と伝え、手をあげてアピール。(TTバイクの後輪交換は時間がかかるのでバイクごと交換)無線は伝わって無かったけどなんだかんだ素早くロードバイクに交換。
15~30km
島津1人だけロードバイクになってしまったが、ローテーションに入ってもらう。復路は向かい風。山神がしんどそう。自分と手嶋でなるべく牽くイメージで。1分差でスタートした作新に抜かされる。山神がきついということで、30kmの折り返し地点で島津が山神のTTバイクに交換。
30~45km
ここから3人旅。島津はパンク状態で10km程走った&ロードバイクで15km走った&ポジションが出ていないTTで走っている、ということであまり牽けない。自分と手嶋で長めに牽く。追い風を利用してスピードにのせて無理しすぎない意識で。手嶋も少しずつきつくなってきているので、スピードは落ちても良いので自分が長く牽く。
45~63.2km
一番しんどい区間。40km/hをきることもあった。島津は復活してきて牽いてくれる。脚はいけるけど、腰が痛くなってきてペダルを回すのがきつい。後ろに着いているときに腰を伸ばすけど、そんなに良くならない。そういや、ぴったり60kmじゃなくて63.2kmぐらいあるのをこの区間で気付いた。最悪じゃ。片道15kmじゃなくて16kmくらいあるんだった。「なんか合わないなー」と折り返す度にメーターを見ながら思ってた。耐えて耐えて残り5kmが見えてきた。ここからが長い。残り1km地点が見えるまで、ほんまにやめたいと思った。1kmが見えてからは最後の力を振り絞って強く踏む。最後は3人横に並んでゴール。
んー、なんかやりきった感がなかったなという印象。走る前は今年は12位以内に入ることが出来ると本気で思ってたけど、甘くは無かった。思ってるような走りが出来なかった。別に特別調子が悪かったわけではない。けど、チームTTしてるぜ!って感じが無かったな。サポートに来てくれたメンバーにとても申し訳ない。
十分な準備が出来ていなかったことが良くなかったと考える。去年ほど4人で合わせる練習が出来ていなかった。4人で走る中で様々な確認、調子の良し悪しなどわかることがあった。機材の準備という点でもホイール、スプロケが整ったのも前々日だった。
そう考えるとスタート地点に立った時点で、この順位は決まっていたのかなと。やるせない。「99%の準備」が出来ていなかったと。
もう4回生なので今後TTTに出なくて良い喜びと最後のTTTでやるせない結果で終わってしまった虚しさと。来年こそは頑張って!
ー四回生 久保田悠介ー