お疲れ様です。2回生の西田です。

昨日は初の和歌山開催となった関西トラックフェスタフェスタに参加させていただきました。月一回行われている大会ですが、僕自身参加するのは初めてでした。

種目はフライング200m、1kmTT、エリミネーションに出場し、200mはバンクの感覚を確かめるため、1kmが本命で、エリミネーションは1kmの後にあって参加費もタダだったので経験という意味もあって急遽出場させていただきました。

今回はハイエースがなかったので、黄、二宮の車で機材を運んでもらい、山神さんにはわざわざ関大まで迎えにきていただき、みんなには本当にお世話になりました。ありがとうございました。

目標は1kmのA基準、1.09.99以内。5月の西学のタイムが1.16.477で、A基準を意識した練習に取り組み始めたのが修善寺が終わって1週間後くらいからの約1ヶ月間。練習メニューは関大の1km最速の小西さんがやっておられたのと同じで、これがかなりしんどいです。こんなしんどいメニューしてたら絶対切れるわと思うほど。大会1週間前の練習では、1.13.034で目標タイムには届いていないけど確実に早くなっていることが分かり、自信がつきました。ただ、ゼロスタの改善は難しいとみて、山神さんのアドバイスもあり200m〜600mで200m12秒台を維持して、タレ幅も小さくする作戦を考えました。正確なタイムで示すと、
0m〜200m→17秒フラット
200m〜400m→12秒5
400m〜600m→12秒5
600m〜800m→13秒5
800m〜1000m→14秒5
ていう感じです。この練習の日は200m〜400mのタイムが理想に近くて、他の区間は0.5秒ずつくらい縮めたら達成できるという感じでした。

当日は雨で、試走は2周くらいしかできなかったけど初めての雨のバンクを走って結構怖かったです。最初はフライング200m。まさかの1番手で体もあまり温まっていなかったけど1kmのために少しでも慣れておこうという気持ちで走りました。こんくらいでいけるかな?と思っていたけど、あまりスピードが乗りきらないまま入ってしまいました。結果は12.481でした。
昼休憩を挟んでの1kmはしっかりアップもして決戦も良いのを使わせてもらって万全の状態でした。雨は朝より少し強くなっていて天気だけは万全じゃなかったです笑。スタート位置について何回もイメージを再生して、いざスタート。1歩目で思いっきりスベってやばい!と思いながらも走り出すと、DHがガンガン膝に当たる。手嶋がこれに悩んでいて僕のと交換してあげたけど前の練習では当たらなかったので気にしていませんでした。改善点のひとつです。その後はB基準も切れていなかったらどうしようと不安でいっぱいでした。結果は1.13.249でした。最低ラインの1.13.50のB基準は切れましたがA基準には遠く及ばず悔しいです。もうインカレの申し込みも迫っていておそらく次がラストチャンスなので2週間後に結果を出せるよう練習します。
最後はエリミネーション。やるのは初めてでしたが8人中5人が関大という、ほぼ身内での対決となり怖くはなく楽しかったです。あまりわからないままスタートしましたが、とりあえず前にいた方が良いとみんな言っていたのでローリングが終わって第1コーナーでペースが上がり始めるころに上バンに上がって外からかけおろして先頭へ。全然捲ってくる気配もなかったのでラッキーと思い先頭を引くが、後ろに下がるタイミングが分からず2周くらい引いてしんどくなったので自分から交代するというよりは1度捲ってもらって後ろについて、べべにならなければいいので直前で1人捲ったという感じ。その後も前は引かずに最後に僕と山神さんと松兼さんが残った時も山神さんの後ろについて松兼さんを捲ってなんとか残りました。せっかく山神さんと対戦する形になったけど正直ほとんど足を使い切っていて、無理をしないといけない場面だったのに後ろについて休もうとしてしまって、結局つかせてもらえなくて並走する形になってペースも落ちていたのでスプリントになる流れになってしまったと分かった時にはもう遅くて、1回のペースアップでついていけませんでした。結果は2位でした。多分最後の1周でペースを落とさず積極的に動いてもあの足では後ろにつかれて最後に捲られて負けていたと思いますが、あまりにも消極的だったと思います。終わってから山神さんに勝つにはどう動いたら良かったかいろいろ教えていただきました。そして、やっぱり積極的に動くべきで、その結果失敗しても何が悪かったのかがはっきりして次に活かせるけど、逆に消極的だと何が悪かったのか分からなくなるということを聞いて反省し、まずは日頃からの消極性を改善しようと思いました。

 

ー 2回生西田優大 ー