2回生福元です。遅くなりましたがこの度、僕は伊豆ベロドロームにてウィンタートラックカップ第三戦に出場してきましたので報告をさせて頂きます。出場種目はスプリント、1kmTT、ケイリンでした。
現地へは大産大の植益くんとご家族に同行させて頂きました。当日はベロドローム内が暖房が効いていたとは言え、肌寒さがありましたが体調は良好でした。

朝一番にハロンの計測がありました。ベロドロームでハロンをかけたことはほとんどなく、ぶっつけ本番でしたが最初のハロンがけでトップスピードに持っていくことができませんでした。また、第3コーナーにて体を傾けきることができませんでした。
1kmTTではゼロスタの1踏み目が詰まってしまいました。角度よりはタイミングが悪かったです。一瞬詰まってすぐに踏みなおせたので無闇に踏みつけようとしてペダルに力を伝えきれなかったのかもしれないです。
ケイリンでは新ルールで最初の半周まではクジ引きの順番通りに走らなくてはなりません。そして僕は1番を引きました。つまりベロドロームのケイリンで突っ張り先行を余儀なくされた訳です。実力でこれ以外の戦略を用いることは当然可能ですが、僕の実力ではこれしかありませんでした。打鐘がなってから捲りが発生するのですが、ラインに一気に被されてしまい何もできないまま終わってしまいました。

今回、自信を持って挑んだウィンタートラックカップはこれだけで終わってしまいました。今回出場して感じたことは、どれだけ強い選手でも才能だけで戦っている選手は皆無で皆積み上げてきたものが脚や走り方に散見されたことです。これまで漠然と練習をする時間が多かった自分にとって、大きな差を感じる1日でした。ですが、ずっと上のレベルにあった選手達が霞の先…ではなく、とてもとてもずっと先ではありますが…自分の進む道の延長にあると思いました。僕がここ数ヶ月やってきた練習は間違っていなかったと思っています。負荷が、強い選手に全く追いついていないだけで後は時間が無いことを自覚した次第です。バンクで走り込む時間が足りなかったのもハッキリしていて、パワーマックスでパワートレーニングをしたつもりになっていたことが今回の結果に1番影響したと思っています。

今回、これまででも1番気合を入れて、これまででも1番ダメだった試合でした。ですがこれまた1番収穫のあった試合でした。ですが僕にはもう時間が無くてこのような失敗はもうできないです。もっと時間を大切にします。

この度は1人では行けなかったベロドロームへ同行させて頂いた植益くんとご家族にはとてもお世話になりました。本当にありがとうございました。

ー2回生 福元啓太ー