新3回生福元です。今回は関西トラフェスに出場しました。会場は向日町競輪場で何度も出場したことのある場所です。
朝一番は200mFtt、身体の調子は何だかよかったです。しかし外は寒かった。雨がなかなか止まず、スタート直前の待ち時間でさえ冷えました。それでも上バン周回はいつもより楽に回れましたが、駆けおろしが弱かったです。しかし、すぐにスプリンターレーンに落ちないでコーナーで沈むように入っていくことができました。しかし、駆けおろしが弱かったためかゴールラインの後の感覚がいつもより甘かったです。ここ最近の200mfttのタイムの悪さは駆けおろしが大きいです。練習でも試行回数を増やしても上手く感覚が掴めなかったのですが、今度はこうすればいいのではないかという感覚を内省できたので、次のバンク練習が楽しみです。ギア比はまだ上げられると思いました。
ケイリン予選は3番でしたが、ウィントラと同じく新ルール。1番が必ず先行を強いられるルールなのでそれを嫌がった1番がペーサーの抜けた後ステアラインまで上がって様子見、それに2番も続いて様子見だったので1番より上に位置して並走、残り2周の最終コーナーで駆けおろしで実質フライングラップ400m。位置エネルギーは最も有利、他の選手はお見合い。ということで一着でした。
決勝は5番、予選よりペーサーが早く、上バンから仕掛けられるのを嫌がった為かペーサーが抜けた瞬間から1番の選手が仕掛けました。かなりのハイペースで息切れしたところを2番手がまくった勢いでゴール。そのまま僕もゴールすることとなりました。4着、ペーサーが抜ける前に位置を上げられなかったのが戦術的ミス。僕が考えたような作戦に対して相手が対策しているということに気がつけず、その対策への対策を考えられなかったのが予測ミス、思慮不足。この2つのミスが今回の結果に繋がったと思います。
1kmttは1番タイムが良かった頃のギア比で挑戦、軽すぎました。ゼロスタは確かに滑らかに行ったけれどももっとトップスピードが出せた。また、ケイリンからの連戦で疲労で脚を止まるようなことは無かったのですが、タイムはやはり良くありませんでした。
今回の全体の反省点は体力不足、出力にあった負荷を掴めていないことの2つです。
スプリント対戦は3連戦、他の種目の兼ね合いよりもっと連続で戦わなければいけません。しかしこの程度の連戦でくたばる様ではまだまだです。強烈なインターバルがもっと必要です。
以前の感覚では踏み負ける…となる負荷で今の僕は踏めるというイメージのギャップがあると思いました。200fttはもっと走り方も込で詰められると感じましたし、1kmTTは自身でも傍から見ても軽かったです。練習時の試合の想定の詰めが甘かったということです。
西学に向けて時間のない今、力はあるけど発揮できない等とキモいことは言ってられません。バンク練だけでなく、ロード練、ウエイト、パワーマックスの全てを走りの向上に反映させるようもっともっと頭を使っていきます。
ー3回生 福元啓太ー