こんにちは。4回生谷です。
チームTTのレースレポートの際にタイトルに「~side-」といれましまが、あれは僕はレース中あの場面何を考えていて、他のメンバーの状態をどのように思っていたのかという僕側のレースの見方をしてますよという意図があり、他のメンバーのレースレポートを読んで、「いや自分はこの時こうでしたよ」という読む人が見比べをしてもらえたら面白いかなと思い「~side-」をつけてみました。実際にメンバーそれぞれ同じ距離を協力して一緒に走っているのに、同じことや違うことも思っていたと思いますが、でもある程度それぞれが考えていた展開にもなっている所がチームTTの面白い所です。また何ヶ月後かにチームTTという大きな枠組みで走ったメンバーやサポートだったメンバーのブログを見返してみたら面白いと思います。
ということで本題です。
土曜日にチームTTが終わり、個人TTのため、チームTTと別れ、自分は埼玉に残り、全日本学生選手権個人タイムトライアルに出場しました。
コース
チームTTと同じく利根川河川沿い
約30km(1往復)
往きが追い風
帰りが向かい風
土曜日よりも風は強め。
レースレポート
自分の前が同志社の宇佐美君、後ろがチームTTの優勝メンバーの鹿屋の選手。スタートは30秒おきなので、鹿屋の選手に追われながら走ることになる。
0~15km(往き)
最初に50km/hまで乗せて、48km/hで落ち着く。7km地点で宇佐美君を抜く。12km地点辺りで鹿屋の選手に抜かされる。ちょっとびっくりしたが、冷静に。オーバーペースやないか?と考えてそのまま距離を取って走行。京大の森田君を抜いた所で、やはりペースが落ちて来たので、抜き返す。折り返し地点で47km/h近くあったので、いい感じ。
15~ゴール(帰り道)
向かい風でペースが落ちる。そしてまた鹿屋の選手に抜かれる。距離を取って走行(距離が近いと風よけに相手を利用したとペナルティを受けてしまうため。)。中間地点辺りで鹿屋の選手が失速。また抜き返す。そこからは37km/hまで落ちてしまい、泣きそうになりながら走り、中京の選手を抜く。ペースが全く上がらず鹿屋の選手がまた来るかなと思いながら走り続けてラスト1km最後はスプリントのような感じでゴール。
レース後監督から「鹿屋の選手から逃げきったやん」言われましたが、「実は2回抜かれて2回抜き返しました。」と状況説明。そんなTTあるのかと自分ながら思う。メーターでは42.5km/hとあったので、上位に入れると思って帰りは京都大学にお願いして岐阜まで乗せていってもらうことに。養老のSAに着く直前にリザルトが発表される。
リザルト
30位
102人出走
44分2秒672
41.96km/h
今回ほど胸が苦しい悔しさはなかったです。養老SAで下ろしてもらい、下道に抜けて雨の中自走で帰る。悔しくて雨なんかなんともない。
去年の9月から今回までいろいろなことがあり、いろんな人が助けてくれた個人TTまでの期間を考えると悔しいの一言。でもいつでも僕は悔しいと思っているときが1番強くなれるので、個ロードでこの悔しさを晴らしてきます。
サポートして下さった監督、ホテルまで送って下さった二階堂コーチ、お世話になった京都大学の皆さん、TTバイクでお世話になったバイシクルかごしまさん、ヘルメットを下さった松兼のお父さん
ありがとうございました。
ー4回生 谷 順成ー