4回生福元です。今回はGW中の活動である新歓合宿と西日本学生選手権の報告をさせていただきます。
合宿の舞台は春と同じく香川県。一泊2日の合宿でした。
1日目は周回コースでチームTTグループの後ろにひたすらくっつき続けて隙を見てアタック。周回のコーナーがアップダウンのキツイものだから前で走るTTバイクを使うメンツがブレーキを握るとこっちは隙間を埋めるのがめちゃくちゃしんどい。1.2km周回で2回も千切れてしまった。
2日目は宝山湖でレース走。この宝山湖、最初はみんな「ホウザンコー」「ホウザンコー」とばかり言うから、湖?山の入り口??どんなとこ??といった感じだった。紛らわしいもんで近くには峰山口という地名があり、最初はそこがホウザンコーだと勘違いしていた。いや、そこは「みねやまぐち」だって…
始まったレース走はメインで引くのが岸本・岡田の2名で後は控えめ。岸本は登りを強く牽引して集団を崩壊させ、岡田はコーナー前後で周りを休ませない。こりゃキツイぜー、なんて言ってられないから登りは先に登って前待ち、コーナーは一番上手い岡田になるべく付いて楽する&勉強。超苦手なアップダウンのコースだからなんとか食いついてゴール。
合宿中は2日ともBBQだったからこの2日だけでもかなり力がついたと思う。なんせみんなと一緒な上にめちゃくちゃ美味しいからいつも以上に食べてしまった。元気さん、ご馳走さまです!!
また、合宿のおかげで去年はあまり話せなかった中村と話せたり、新入生の生田が通っていた高校が自分の地元だったりと、就活で忙しくてあまり話せなかった新入生のことがよくわかった。合宿様様である。
そして合宿が終わればそのまま西学へ。自分の一発目の種目はスプリント予選、要は200mもがくだけ。合宿後でぶっちゃけ疲れはあるけれどそこで踏めるようになりたいからギアは重めを選択。朝の周回練では脚の限界の閾値がいつもより低く感じたため正直調子が悪いと感じていた。けれども競技場の傾斜が緩いらしく、いつもより脚にアップダウンのしんどさがこないから、もがかない限りはそれを感じることはできなかった。
いざスプリント予選では、前述の通り傾斜が緩いおかげで上バン周回はものすごく楽。上バンの周回速度は高速バンクを除けば一番速かったと確信してる。けれども肝心のもがきでは脚が一気に限界に来てしまうのを恐れすぎて一踏みがとても弱くなってしまった。ライン取りもフラフラでギリギリ限界までやり切ることなくゴール。タイムは11.4で予選落ちをしてしまった。
そして予選落ちそのものもショックだったけれどもそれ以上にキツかったのは周りのレベルだった。
1/4決勝ではかなりレベルの高い対戦が行われていて去年とは比べ物にならなかった。自分がそこに立っていたとしてどこまで戦えたかかなり不安になってしまった。
2日目はチームスプリント、自分は1走目である。1走目の仕事は至極単純でとにかくぶっ飛ばして番手する瞬間に最高速度で繋ぐこと。
自分の1走目のスタートは強く踏めたけれどもハンドルを持ち上げてしまった。それはロードでやってたゼロスタの練習のイメージ通りにやったつもりが踏み切る瞬間にハンドルを手前に引いてしまったから。
ロードだとハンドルがピストより高いから完全にズレた感覚でのスタートになってしまった。このせいで全体の流れが乱れて一走と二走が離れてしまい完全に失敗となってしまった。
西学を通してやってしまった失敗は前もって競技場で練習すれば防げたとは思う。けれども日頃のロードでの練習でそういったフィードバックのある練習が意識できていなかったのも事実で、試合のための練習ではなかった。
これからはトラックの試合のみだからロードは完全にトラックと同じポジションでやって行こうと思う。また、筋トレの時間をもっと増やそうと思う。
これを書いている今がインカレまで残り100日で全トラなんてあと50日、本当に時間が無い。そしていつもサポートしていただいている方には結果でも応えたい。多分今大学で一番忙しいかもしれませんが精一杯やっていくので応援よろしくお願いします。
ー4回生 福元啓太ー