こんにちは。3回生の熊谷です。今回は先週末に参加させていただいた山形村ヒルクライムのレースレポートです。

この山形村ヒルクライムは、ラスト1kmには最大勾配22%を含む激坂区間がある6.5kmの上りコースを3本した合計タイムで勝敗が決まるハードなレースです。

今回も前日に現地入りしました。休憩を多めに取りながら向かったので、疲労も少なく快適に移動出来ました。

宿は去年と一緒のスカイランドきよみずさんに泊めさせてもらいました。今回は体育館ではなく、部屋に泊まりました笑。少しだけコースと激坂区間を試走して、ゆっくりと温泉に入って次の日に備えました。

当日は雨。予報通りだったので特に気にすることなく準備を済ませ、受付がある村役場まで下山。すると村役場に着くころには晴れ間が!幸先よろしいぞ!と気合が入ります!

スタート地点までのパレードを中西と話しながらのんびりと走りました。笑いながらも心の中は破裂しそうなほどの緊張でした。

ヒート1

いよいよ1本目がスタート。先頭集団はかなりとばしていく。自分は焦ることはせずに、とにかく後ろに付けるように淡々と追いかける。ちょっとした平坦区間を終えてすぐの勾配が上がる所で追いつく。まだまだ余裕がある。後ろを気にすると中西が見えたり見えなかったり。ここでは集団にひたすら付くことを意識する。なるべく省エネを心掛ける。しかし、集団は全く緩むことなくむしろペースがゆっくりと上がっていく。たまらずにゴールから2km手前で付き切れる。後ろから中西が来るも付けずに激坂区間へ。激坂区間に入る時点で先頭と1分差。ヤバいと思いながら必死に回すもタイムはふるわずに最悪。あと2本あるから大丈夫と言い聞かせる。

ヒート2

1本目より前の方でスタート。先頭集団はかなりハイペースで上っていく。自分は無理せずに淡々と上る。後ろに付いてからはまたひたすらに省エネで走ることを意識する。1本目よりは気持ち楽なペース。それでもかなり速いと感じる。後半にいくにつれてかなりキツクなってくる。1本目よりは集団に長く居れたが、付き切れる。その後の激坂区間も必死に回してゴール。1本目よりタイムが上がる。次がラスト。正直言ってこの時点で自分の昇格の可能性はゼロ。それでも何があるか分からないと言い聞かせて、あきらめずに全力で上ることを決める。

ヒート3

いよいよラスト。集団はスタートと同時にいきなりアタックがかかり、ペースが今までで1番早い。これは付くとアカンと感じて、中西がいる第2集団で過ごす。それでもキツイ。前を見ると常に一定の距離で先頭集団が見えている。追いつけるか追いつけないかの瀬戸際。しかし、後半になるにつれて前との距離があく。自分はかなり限界に近い。それでも最後の意地でひたすら付く。激坂区間に入っても前に追いつくために必死で踏む。最後の力を振り絞って踏む。3本中でのベストタイム。結局最終順位は5位。

今回は中西が2位で昇格。嬉しい反面、先を越されてしまって正直に言うと悔しい。自分は弱い選手です。それでも弱いなりに全力を出しました。それで負けたのだから、ただの実力不足でした。もっと練習します。

今回も久保田さんや色々な人から応援のメッセージをいただきました。それに応えることが出来ずに不甲斐ないです。そんな僕にまた優しい言葉を掛けてくれる人がたくさんいて、本当に嬉しかったです。このままくすぶっていても何も始まらないので、次にまたかけたいと思います!

皆さんありがとうございました!それではまた!!

 

 

―三回生 熊谷飛鳥―