こんにちは
2回生の田渕です

今回は、1キロとポイントレースに出場しました。
1キロは前回47×14で1分13を切るぐらいだったので、今回は48×14で1分12を狙っていました。ただ、当日は風が強くラスト半周でたれてタイムは1分13でした。最近はロード練習が多かったのでパワーが落ちていることが心配だったのですが、それほど落ちている感じもなかったので今の練習がトラックにマイナスでないことを証明することができました。

ポイントレースはリザルトだけ見ればかなり不甲斐ないものになりましたが、僕の中では大学に入って1番まともなレースが出来たと感じています。これまでポイントはインカレや西カレなど何レースか走ってきましたが、どれも完走するためだけの消極的なレースでした。

大学のレースは、今の僕のスプリントではもがき合いの展開でポイントを取るのは難しいので、今回は後半のことは考えずに積極的に前でレースすることを目標にしました。具体的には、京産と朝日が先行したら必ずそれをチェックすること、ポイント周回のペースアップ前に抜け出し先行することです。

スタート直後は京産の中井君の後ろで走り、1度ローテーションに入った後、ポイント周回前で曽我部が後方から仕掛けたのに合わせてアタック、朝日が1人反応したので3人で抜け出しました。ポイント通過後もそのまま抜け出しを狙うと思ったのでそのままの流れで3位通過しました。

そのうち後ろから何人か追いついてきたのですがローテーションがうまく回らず、中井君と何人かが抜け出し、僕と曽我部は集団に戻りました。何周かする内に前の集団が少しずつ差を広げはじめていたので僕はヤバイなと思いながら次の抜け出す機会をうかがっていました。

その後、京産を含む3人が集団からアタック、位置取りが悪く反応できなかったのですが『これ乗れんかったら終わりや!』と思い少し遅れて単独追走、後少しで追いつけそうなところで宙ぶらりんになっていると後ろから二宮と大産の植益が追いついて3人で追走しましたがポイント周回で集団に吸収されてしまいました。

このタイミングで何人かが前にブリッジ、『よっしゃ、今度こそ行ったんで!!』
アタックするもキレがなく追いつけない。

ポイント周回後、後方に下がってしまった僕は二宮、久保田と同じ集団で抜け出すチャンスを探していると1番最初に抜け出していた4人に次のポイント周回でラップされ、それにつききれずに先行されました。『もーこれに追いつくしかねぇ!』と思った僕は遅れた集団を引いて追いつこうと思い1周引いて足もギリギリの状態で先頭交代、その瞬間集団からブリッジがかかり僕は千切れてしまいました。

今回のレース、前半からとにかく動いて後ろに取り残されない走りを意識しました、展開としては悪くなかったのですがまだまだ入賞圏内の選手とは足の差がありました。だからと言ってこれまでしてきた完走するだけの走りをするつもりはもうありません。最後まで攻め続ける力をつけて必ず入賞してやります!

ー2回生 田渕春歩ー