こんにちは!
4回生の松兼 です。
いつも関西大学のSNSを拝見されている方はご存知だの思うのですが、僕達は8月16日〜20日の5日間でインカレ前の最後の追い込みと、調整を兼ねて島根県に夏合宿に行ってまいりました。
今回の夏合宿では、関大レース班だけでなく、大阪経済大学、高校自転車部の2人、関大OBの谷さんを含んだヴィクトワール広島から3人もの選手が参加して下さり、大所帯での夏合宿となりました。
その中で僕は、ロード班として、トレーニングに励んできました。
5日間を振り返っての率直な感想として、
「とにかくみんなに着いていくのがしんどかった。」というところです。笑
というのも、今回の夏合宿ではインカレのコースを想定したヒルクライムを中心としたメニューが多く、ただでさえ登り坂が苦手な自分にとっては苦しく、それに加え、前回の白馬クリテリウムの落車の影響で、約2週間自転車に乗ったトレーニングが出来ていなかったので、体力が思っていたより低下しており、最初の3日間程は身体が思うように動かず、登り坂でみんなから遅れをとってしまい情けないのと悔しいのと、苦しいのでいっぱいいっぱいでトレーニングしていました。
そんな中でも今回の合宿ではたくさんの収穫がありました。
まず1つ目がヒルクライムにおけるペダリングと身体の使い方です。
僕は、後半の2日間を除き、登り坂ではロードメンバーの後ろにへばりつく感じで登っていたので、他のメンバーの背中やペダリングを終始眺めなながら漕いでいました。
その時に、自分は、猫背になる形で登り坂を登っていくのですが、他のメンバー特に谷さんや、ヴィクトワール広島の白川君は骨盤から背中にかけて立てた状態でペダリングをしている事に気づきました。自分も見よう見まねで真似をしてみたところ、今までは太ももの表の筋肉を使う形になっていたのですが、お尻のあたりや、ハムストリングを意識出来るようになり、脚への疲労が格段に減りました。
もう1つ気付いたのが、登り坂でのダンシングについてです。
その中で僕が非常に参考になったのが、今回共にロード練習に参加してくれた広島の崇徳高校出身の島津 尚弥組んです。彼は、ポイントレースや、スクラッチ、ロードレースといった長距離種目を得意とするこれからの活躍が非常に期待できる長距離選手です。
そんな彼は、他のロードメンバーよりもダンシングで登っていく時間がとても長く、それに加え山頂付近でのゴールスプリントではとても力強いダンシングで駆け抜けていきます。
そんな彼に、僕は
「それだけダンシングで登っていっているのに、ゴールスプリントであれだけ踏めるなんて凄いな尚弥君。」
と言ったところ、「自分は、ダンシング中踏んでる感覚はないんですよ。ただ呼吸のリズムに合わせて体重を乗せていっているんでそれ程疲れないんですよ。」
と返ってきました。その時に登り坂が苦手な自分にとって、これが出来るようになれば武器になるかもしれないと思いとても参考になりました。
他にも、ヴィクトワール広島の谷さんや白川君から、苦しくなった時の対処法や、苦しくなる前に出来る事。美麻のコースを想定したトレーニング方法など、普段の練習では分からなかった事を沢山教えて頂き、自分にとって大変貴重な合宿となりました。
なので、今回ロード練習に参加して下さったヴィクトワール広島の谷さんや、白川君、崇徳高校の尚弥君にはとても感謝しています。
ありがとうございました。
インカレロードレースの9月3日まで後、約2週間。出来るだけの事はして、悔いの残らない結果になるよう、コンディションを整えつつ今回の合宿で学んだ事を意識しながらトレーニングに励んでいきたいと思います!!
最後に、いつも関西大学自転車部レース班を応援して下さっているOB、OGの皆様。練習メニューやスケジュールを組んで下さった監督。今回の合宿に参加してくれた大阪経済大学、高校生の2人。ヴィクトワール広島の3人の選手の方々。
後、今回の合宿で毎日とっっても美味しいご飯作って下さった朝日旅館の方々。
本当にありがとうございました!!

それでは長くなってしまいましたがこのへんで失礼します^_^

 

 

 

 

 

ー4回生 松兼 輝明ー