こんにちは、3回生の岸本です。
このところ試合続きで、再来週にもレースがあります。
レースレポートが多くなりがちですが、お付き合いください。

というわけで今回も、西日本学生選手権トラック自転車競技大会のレースレポートです。
西日本の大学のトラック競技の大会です。

僕は今年から主にロードレースに絞って活動します。今回の大会は合宿明けの刺激、経験値を養うための大会でもあり種目はスクラッチにエントリーしました。

簡単に競技の説明
スクラッチとは、ロードレースのように単に着順で順位が決まる、トラック版ロードレースのようなもの。

スクラッチは大会2日目で、合宿の疲労はしっかり取って挑めました。

当日は早めに起きて、自転車の準備。
試走、準備、検車、アップの流れを余裕を持ってスムーズに進め、万全の状態で定刻通り競技開始。

まずは、積極的な走りをすること。
昨年の8月の西カレの反省を踏まえて、逃げには乗る、乗り遅れた時は捕まえる。
これだけを考えて走りました。

周回数は25、10kmのレース。
スタートして5周ほどすると、京都産業大学の選手を中心に3名の逃げができ、この時僕は後ろにいて完全に出遅れた。
捕まえるため集団の前に出た時にペースを上げていく。
後ろを振り返ると誰もついてこない。
このままいくと無駄に脚を使うと思って集団に戻る。
ここで戻ったことが敗因になる。
この後はペースがきつくて集団の動きを見る余裕がなく、ついていくだけのレースで、ゴールは流れ込みでもがく力も残らずゴール。

最大の敗因は逃げに乗らなかった、乗らなかったということです。
積極的な走りをして、去年の反省を生かしたレースをしたかったのですが、まだまだ力不足と、自分の実力を客観的に正確に見れていないということです。
自分の実力をもっと正確に知れないと、アタックに乗ることもその後のことを考えてしまったり、怖くて何もできないということが分かりました。

レースから自分たちのテントに戻ると一回生の中村が2位に入賞していることが分かりました。
SF生として入学して、早々に良い結果を出してくれて、そして自分より積極的なレースをしていて、とても嬉しかったです。
同じく一回生のSF生の岡田もチームスプリント、団抜き、スクラッチと連続のレースにもかかわらず大健闘してくれました。
嬉しさと焦りの両方を感じた大会でした。
この大会、合宿を踏まえてより強いチームを目指すために、これから個の力を磨いて、チームに貢献する。3年間の結果を出すめに、2週間後の自分にとってのラストチャンスの修善寺に向けて整えていきます。

今回のお気に入り↓

 

 

 

ー3回生 岸本啓杜ー