関西シクロクロス第5戦マキノ レースレポート

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先週のレース後、マキノはパワーコースであることを知り合いに教えてもらっい、先週の琵琶湖では比較的調子がよかったこのともあり、出場を決めた。
今回の目標はもちろん昇格!運が良ければ順位も狙いたい。
12月の雨のスキー場。びびって会場へ行ったが、意外と暖かく、レース中に寒さを感じることは一度もなかった。
6列のグリッドなのでゼッケンナンバー9の僕は2列目スタートだった。
スタート直後はスキー場を登っていくコースレイアウトなので、スタートでミスをせず、後半に足を溜めながら前の方で展開したい。
スタート直後隣の人がミスをしたので前の2人の間に前輪を差し込んでいくと、前の2人の加速が良く、3番で第一コーナーに入れた。そこからは位置をキープする。正直パワー的には余裕があるが、キャンバー区間に先頭で突っ込む勇気がなかったのでコース前半は後ろで休ませてもらった。
テクニック区間はミスをしないように無理なところは躊躇なくバイクを降りてこなした。
テクニックを身につけるまでは乗車と降車の判断の早さと正確さが重要だと考えている。動画などをみていると女子のトップ選手などはそれが早い。男子のトップ選手の真似はできないが、女子のトップ選手の真似はできると思う。(速度感と通るラインも近い)
スキー場の最高地点から下り区間に入る。今まで出てきたシクロクロスのレースの中で一番スピードが出ていた。路面が固く、高速コーナーは雨の影響でウェット、そしてみんなが通るので芝ではなく土が露出しているので
正直怖かった。ここでも比較的守りに入った走りをした。意外と周りもびびっていたのでついていけた。下りから上りに切り替わるタイミングで足を使って抜け出した。そこからは誰もついて来なかったので1人で淡々とふむ。登りは足が終わらないギリギリで踏んでテクニック区間は速くなくてよいので、遅くない走りを意識しながら走った。途中で中学生に抜かれた。少しついていここうかと考えたが、目の前でシケインをバニーホップして越えられたので気持ちが切れてしまった…
淡々と走り続けると後ろとは30秒以上の差が空いていた。ミスをしなければ確実に勝てるので、ひたすら自分に冷静に走れと言い聞かせる。
後続とのタイム差はつまらず1位でゴールすることができた。

1位!!

久しぶりの1位だった。

最終周回ではキャンバーを走ったことによって、ペダルとクリートに泥が詰まり、はまらなくなっていた。もたもたしている間にタイム差を少し詰められていたので、ここは反省点。ペダルを変える予定はないので、乗車率を上げる以外に改善方法はないだろう。
今回の走りは昇格するための走りであって、自分ができる最高の走りではなかったと思う。ミスしない走りを選択していた部分を限界ギリギリで攻めないとC1には上がれないと思う。自分の限界を知ることも大切なので一度攻め続けるレースをしてみても良いかもしれない。
レースを重ねるごとに明らかにcxバイクの扱い方はうまくなっているが、まだまだ圧倒的に足りないので、うまくなりたい。

今年始めたシクロクロス。目標としていたペースでC2まで上がることができた。最終目標は年内にC1へ昇格すること。
今回のレースでは優勝できたが、C1への道のりはまだまだ長いなと思った。

次回のレースは12月25日の琵琶湖マイアミです!

2回生 藤田 黎明