霊峰木曽おんたけロードタイムトライアルヒルクライムレースレポート

こんにちは！1回生藤田です！
今回は霊峰木曽おんたけロードタイムトライアルヒルクライムレースレポートです。

タイムトライアル
大学生になってからTTで上位に入賞したいと思い、TTバイクにまたがる時間を増やしています。今大会の前1ヶ月間はTTバイク:ロードバイクを4:6ぐらいのイメージで調整しました。エアロフォームでパワーの出るポジションを探すのでTTバイクのポジション出しは難しいです。
今回のTTのコースは2分弱の登りと微妙な地面の傾斜があってペース配分が難しいコースでした。湖畔の綺麗なコースでレースでなければ楽しそうなコースでした。気温が低いので長めにローラーに乗りたかったのですがあまり時間がなかったので試走の時に強度高めで踏みました。スタート前は早めにスタート位置で検車を済ませました(TTの検車はロードより難しいため)。スタート時間に遅れている選手が多くいましたが自分は余裕を持ってスタートできてよかったです。初めは追い風で簡単に50km/h前後のスピードが出てしまうので、調子に乗って踏みすぎないように少しセーブしました。1つ目のコーナーはかなり攻めました。登りは平地の惰性で出来るだけつっこみあとはペースで登り、下りは全てdhで下りました。怖かったです。折り返し地点で日大のライバルとタイム差が開いていたので良いペースだと思いましたがすでにむちゃくちゃきつかったです。帰りの登りで変速ミスをしてしまいました。帰りの峠を下るとあとはプッシュするだけなのでよだれを垂らしながらひたすら苦しみました。多分犬みたいになっていました。ゴールしてタイムをみるとそこそこ良かったので少し期待しましたが結果はクラス2で6位でした。表彰台まで10秒ちょっとでした。ペースやコーナーの攻めなどはうまくいっていたので、変速ミスやパワー不足が敗因だと思います。TTの借りはTTで返す！ということで来年の埼玉でがんばりたいと思います。

ヒルクライム
ヒルクライムに特化した練習は行っていませんでしたが、いつでもそこそこ登れる自信はあったのであまりレースは怖くはなかったです。前日のTTで6位ということは周りに比べパワー的にそれほど弱くないことは分かっていたのでうまく周りを利用して出来るだけ上位でゴールするのが目標でした。
前日よりも気温が低かったのでアップの時間を長めにとりました。初めから強度が高くなることもわかっていたので軽くインターバルもいれて汗だくになるまでやりました。2日目なので前日より体の動きはよかったです。レーススタート後はクリートキャッチをミスった選手や、足がなくて落ちてくる選手に巻き込まれないように1回前まで上がりましたが明らかなオーバーペースでアタックしていく選手たちが多数いたので集団に追ってもらうために20番手ぐらいまで位置を下げました。前半は集団前方で足のある選手がアタックを繰り返していたので20番手ぐらいはペース変動が少なく比較的走りやすかったです。5分経過したあたりから人数がもっと絞れると読んで、ペースが落ちた時やコーナーなどで足を使わず徐々に位置を上げていきました。14分ぐらい経って周りを見ると10人少ししか先頭に残っていませんでした。走りながらよくここまで残った自分！偉い！と思いました！その後、サイコンを見て勝負があと15分以上あるということに絶望しました。あとはオールアウトだけしないように出来るだけ集団に残ることが目標になりました。
苦しみながら耐えていましたが、開始20分ぐらいの長い直線でペースが上がった時にドロップしてしまいました。前が何度か緩んだので戻ろうと頑張りましたが途中から先頭のペースが上がっていったので追いつくことができませんでした。最後はちぎれたメンバーで抜かし合いをしましたがゴール位置を知らなかった私はスパートをかけ遅れ順位を落としてしまいました。
結果は総合10位クラス2で7位でした。走り終わった感想としては意外と走れたなぁって感じでした。TTと同じように完全にパワー不足なので練習するしかありません。

おんたけは紅葉が美しく、景色も良かったので楽しい遠征になりました。関東の大学に行っている高校の同期ともレース前などに話せて楽しかったです。環境が違うところで頑張ってる仲間と試合で切磋琢磨できるのは激アツです。来年は彼らに勝てるように頑張りたいと思いました。

1回生　藤田