ボンジュール!三回生の西田です。

今回はフランス語でした。最近自分でも何語をやったのかわからなくなってきました笑。

8月17〜19日の間、伊豆のベロドローム でインカレのトラック大会が行われました。

「velodrome(ベロドローム )」とはフランス語で、「自転車」を意味する「velo(ベロ)」と「競技場」を意味する「drome」で、「自転車競技場」という意味です。

僕は、ここで走るのはもちろんくるのも初めてでした。

前日に見に行ったときは壁のように急なカントに驚きました。

 

 

本当にこんなところを走れるのか不安でしたが、当日の試走で最低限の恐怖感は取り除けました。

僕は、4km団体追い抜きとチームスプリントに出場させてもらいました。

1日目の1発目は団抜き。昨年のメンバーが頑張ってくれたおかげで出走は5組目で準備するのに十分な時間がありました。

ベロドローム は1周が250mなので全部で16周。

自分・中村・山神さん・島津の並び順でスタート。このメンバーではろくな合わせ練習もできておらず、ベロドローム を走るのも初めてで不安はありましたが、緊張はあまりなかったです。

自分は入りの1周目以外は2周引きの役目があったけど、入りで突っ込みすぎて後ろもそのオーバーペースのまま走ってしまい、かなりきつい状態。自分も余裕がなくなり1周引きしかできなかった。

8周過ぎたところで降りてという合図があり後ろを見ると誰もいなかった。

山神さんがパンクしてしまっていたそうで再発走できるとのこと。しっかり準備して待つ。

2回目は入りはいい感じでその後もペースで刻めたけど、後半に入ってどんどんきつくなってくる。残り5周から2周引いて交代した後、着くタイミングがずれて何回か千切れかけるも2周で回復してラスト1周引こうと思ったら島津が漢の3周引き。捲りに行くタイミングを間違えたけど、大きく崩れることなくゴールできたのは良かった。

タイムは4分41秒001と目標タイムには及ばなかった。

せっかく上がってきていた順位を落としてしまったのは本当に申し訳ないです。

かなり悔しかった。来年は足をそろえて合わせ練習もたっぷりしてリベンジしたい。何より自分が強くなりたい、と思った。

 

 

 

2日目も1発目にチームスプリント。昨年は自分が迷惑をかけてしまい、悔しい結果に終わってしまった。初めてインカレで出さしてもらった種目で、特別に思い入れがあります。

並びは合宿最後に決めた、山神さん・自分・福元さんの順番。

目標は50秒切り、あわよくば48秒台と思っていました。

スタートが重要なので、かなり緊張しました。でも、いつも通りやれば出来ると思っていたので、いつも通りいつも通りと念じていました。

スタート位置について驚いたのは、めちゃくちゃ傾いてるやん!

これが気になったのが良くなかったかもしれないです。

スタードでペダルが外れてしまってすかさず手をあげる。再発走になりました。

昨年の西カレの1kmTT で同じことをしてしまい、以降ストラップをつけて気をつけるようにし、実際に起こらなかったのに、こんなときに限って、、、。

これで山神さんと福元さんの集中力を切ってしまって本当に申し訳ないです。

再発走も、やっぱり昨年の西カレが頭をよぎってしまい、上手くスタートできず、山神さんから千切れ気味。離脱の時に良い感じにつけた感じになったけど、結構足を使ってしまい垂れ垂れになって離脱。福元さんには申し訳なかったです。

タイムは51秒234でこちらも目標には届かず。これは、悔しいというよりも本当に申し訳ないです。完全に自分がやらかしてしまった。

実力ではない要因ではなく、防げたかもしれないことで足を引っ張ってしまったことが自分でも許せない。

終わってから謝りに行っても山神さんと福元さんは優しく、何も言わなかった。何かでまだ恩返しできることがあるなら全力でしたい。

 

自分の競技が終わってからはサポートやチームメイトの応援、強豪校・選手の走りを見てました。

同回生の森下と二宮はタンデムに出ましたが納得できる結果ではなかったようです。しかし、自分も含めて悔しさを味わったはずなので、その分練習して来年雪辱を果たせるよう一緒にチームを盛り上げていきたいと思います!

一回生の中村はオムニアムに、島津と岡田はマディソンに出場。

どちらも外から見ていて全国レベルとのスピード差を目の当たりにして驚きました。

一回生はあと3回インカレがあるので三年後の走りが楽しみで期待しています。もちろん来年再来年も面白い走りをしてくれるはずです!

四回生の福元さんはスプリントと1kmTT に、山神さんはスプリントとケイリンに出場。

正直、今年のチームで可能性があるのは山神さんのケイリンだけだと思っていました。

しかし、まさかの落車。DNF扱いで敗者復活にも出れず。応援していても本当に悔しかったです。その後のレースを見ていても、本当に入賞はできたんじゃないかと思ってしまうほど。しかし、何も表に出さない山神さん。チームの雰囲気に差し障ると感じたのか、本心は分からないけど、その後全力でサポートに徹する姿を見て自分もそうありたいと思いました。

最後に福元さんの1kmTT がありました。自分の目指す種目で要チェックでした。全国の壁は高く、衝撃を受けましたが、あと一年。やるしかない。 

各種目のトップレベルの戦いはすごくおもしろく、素晴らしかったです。

全日程最後の団抜き決勝はすごく熱かったです。

あんな走りができるようになりたいと思いました。

今年は例年に比べて問題が多かったと感じていて、その度に四回生に迷惑をかけ、対処してもらった。

四回生の最後はいつも寂しく感じるけど、今回はそれに加えて次は自分たちだという不安もあり複雑な気持ち。

実際にこのままでは不安だと感じさせてしまうチーム状況であり、それを少しでも解消して四回生には安心して卒業してもらえるようにしなくてはいけない。

もっと自覚を持っていきたいと思った大会だった。

今回出ていないメンバー、ロードメンバー、マネージャー、田渕さん、青山トレーナー、監督、サポート本当にありがとうございました。

応援していただいたOBOGの方々もありがとうございました。

応援しがいのある走りができなかったのが本当に申し訳ないです。

今年のインカレはまだ終わりではありません!9月2日にはロードがあります!

トラック組は良い結果に終われなかったけど、ロード組では良い結果で締めくくれるよう全力でサポートさせていただきます!

今年の最後を託すようで申し訳ないけどよろしくお願いします!

 

 

ー 三回生 西田優大 ー