4回生の岸本です。
インカレロードレースのレポートを書きたいと思います。
一周13.5km×13
175km
学連ではお馴染み、大町美麻のコースです。
アップダウンはあるが、テクニカルなところは少なく比較的走りやすいコースです。
このレースで自分は引退です。
一回生の時に決めた目標は最期のインカレロードで谷さんの順位を超える。
13位以上でゴールすることでした。
この目標だけはは変えずにずっとやってきました。
一回生のときは13位でゴールするのに、その実力の基準となるものが、あまり分からず、とりあえず練習を重ねて、スタミナ、パワー、インターバルのベースアップをひたすらしてきて、去年にはついに久保田さんが12位でゴールされた時は、はっきりと基準が自分の中で出来た気がしてました。
あの時の久保田さんを越えればいける。そう思って練習を重ねてきました。
すいません前置きが長くなりましたが、レースレポートに入っていきます。周回数やタイミングに少しズレがあるかもしれませんがご了承ください。
ロードは長いのでアップは軽めに済ませ、スタンバイ。
半周ほどローリングしてアクチュアルスタート。
厄介なのが、途中に一列になる細い区間があるので、ここで弱い選手は長切れをブツブツ起こすのでペースの速い一周回目は、手遅れにならない程度の位置を見極め、そこでクリアし、逃げができ集団が落ち着くと、温存のため最後尾へ。
島津が前から降ってきたので、つけよとジェスチャーするものの、かなりきつそう。
3周目でかなり集団が落ち着き、この段階で既に集団内に他の関大選手が見当たらず、早々に単騎での戦いになりました。集団内はいったんサイクリング状態で、僕も昨年の反省を生かし、緊張をほぐす意味も込めて、知り合いと談笑なんかして、淡々とレースが進み、レースは中盤戦。
7周目くらいでそろそろ前に上がっていこうと、ホームストレートのくだり口で前に差し掛かったところで前が詰まったので一気に脇から前に上がることができ、再集中。
くだり基調の終わり口で、日大の武山くんの合図と同時に後方から日大のアシストが前に上がってきてた。
これはペースアップするなと身構えていると、やっぱり登りでパーンとアタック。前に上がるタイミングが功を奏してこのペースアップもクリア。
ここで自分の甘さが出てしまい、気がつくと、位置をキープ出来ずズルズル後方に流れてまた最後尾へ。
このときの補給でまたペースアップがあり、一度集団からドロップ。
ホームで島津が降りで追いつけ!
と声をかけてくれたおかげで、落ち着いて集団まで復帰することができました。
ただ脚はかなり限界きていたらしく、ふくらはぎが硬くなって攣りの兆候が見え始め、その周の補給はパスして、とりあえずこの補給の激坂でのドロップは避けようとしましたが、ギャップを開けてしまい、その後の降りて一気に離され、一周後DNFとなりました。
夏前のブログでは降ろされるのだけは死んでも嫌と言っていたのに、久保田さんが作ってくれた物差しを活かせなかったことに申し訳ない気持ちになりました。
それでも最後までじぶんを応援して下さったチームのみんな、遠いところから応援に来てくださった先輩。
本当に自分は良いチームメイトに恵まれてとても幸せでした。
悔しい気持ちを味わわず卒業できるように、自分の出来なかったこと、やってほしいことを後輩達に伝えて卒業しようと思います。
心身共にここまで成長できる環境は他に少ないことを感じて感謝して、これからも活動をしてほしいと思います。
最後まで悔しさを残してしまいましたが、ほんとに短い、充実した競技生活でした。
一回生、トラックもロードもやること!
二回生は、要やから、強くしていってくれ!
三回生のマネージャー。あなた達の代やから、結果でいつもの恩返ししてもらえるように、サボってそうな選手には、容赦なく発破かけて! サボってる選手にはマネジメントしなくて良いからね。
ー4回生 岸本 啓杜ー