お疲れ様です。2回生笹岡です。

ついに半袖ジャージもお役御免かという寒さになってきました。寒さはともかく、風が強くなるのがこの季節です。向かい風に向かって走れば強くなれる!ポジティブにもなれます!

といってもただ向かい風の中走っても能がないので、意識することが2つ。当たり前と言われればそうかもしれませんが、ペダリングとフォームです。

ペダリングで言うと、加速時はダンシングで一気にスピードを乗せる。このとき踏み足よりも引き足を意識して自分の回しやすい回転数まで持っていく。安定したら腰を下ろして巡航に入る。ここからはできるだけ踏まない、踏んでも一瞬、右足の2〜3時の位置と左足の10〜9時の位置だけ。踏むのは体重に任せて回転を維持することに意識を向ける。目指すのはエコな走り方。現状、ペダリングモニターでは右足の4時の位置で最大パワーが出ているようなのでまずはそれを修正しなくてはならない。しかも8時くらいまで踏み倒しているので実質回転にブレーキがかかってしまっている。理想は右足で1時〜3時の体重がかかりやすいところで踏んであとはスッと力を抜く感じ。頭で分かっていてもやるのは至難。でも、頭で考えたことをすんなりできれば訳ないので冬を全部使ってでも効率の良いペダリングを手(足か?)に入れたいです。

フォーム。これは簡単に言うと上半身をブレさせない。それだけ。またペダリングモニターの話になるけれど、90回転固定の150Wから始めてちょっとずつ負荷を上げていくと、230Wくらいからハンドルの持ち方が変わり、右足を左足より強く踏み、そのせいか右肩が左肩より大きく下がるように揺れるようになると分かった。上りで後ろから谷さんをじっくり見る機会があったのだが(じっくり見ようと思ったというよりも、目を奪われていたと言うべきか…)、全く上半身がブレない。上半身と下半身が分かれているとはこのことか… それは坂で斜度がきつくなっても、ダンシングになっても変わらない。谷さんでもキツくなったらこのフォームが崩れるのかもしれないが、フォームを崩さずに走れる限界が遥かに高いんだ、と理解した。それから、自分がしんどくなった時こそフォームを意識しようとするようになり、そっちの方が結果的に速いだろうとも分かった。顕著なのはスプリントの時で、1人でスプリントをかけたところで何も起こらないが、対戦形式の練習になると途端にそれが崩れてしまう。意識していないと訳の分からないギアでフォームで走ってしまう。パワーつければ解決!だが、フォームがダメだと最大出力で100W以上差のある相手にも負ける。逆を言えば…でもある。実際にそういうことがあったのでこれは重視したい。自転車の上で自力を活かすにはまだまだフォームがなっていないんですね。

こんなことを考えながら通学してます…
冬の間にロードにパワーメーター積みたいなぁ。
-2回生 笹岡 洸太-