こんにちは。4回生の谷です。
インカレが終わってからは書く回数が減りましたが、まだ活動しているので、これからは卒業するまで不定期に書いていこうと思います。
11月から12月にかけてレース活動が終わり、いわゆるオフシーズンに入る人が多いと思いますが、僕もそうです。
オフシーズンは次のシーズンの準備期間になるため、この11月から2月までの期間の活動は、次のシーズンの最初の大切な活動だと僕は思います。
そのため、まずは来年の目標を設定するのですが、同じように去年立てた目標があるので、その反省を今回して、来年の目標を立てる為に役立てようと思います。
2015年11月~2016年インカレまでの目標と計画

1,目標設定
インカレという明確な目標があり、チームとして最大の目標が「インカレで大学ポイント獲得」でした。僕個人としては今までしてきたスポーツも「やるなら1番」という気持ちでやろうと決めてやっていたので「インカレロードで優勝」を目標にしました。
・評価
この時期からインカレまでは約9~10ヶ月あり、まだ目標を達成する可能性が高い時期でもあるため、優勝目指して取り組み、その過程の中で、残された日数と自分の現在の立ち位置が当初の想定に達していない場合、または長期的な大きな怪我をした場合は目標の下方修正をすればいいという考え方もあったため、この時期での「インカレ優勝」という目標設定はよかったと思います。

2,環境
4回生は就活という大きな行事があり、大学の授業もあり、下宿している自分はアルバイトもしないといけないため、就活、勉強、アルバイト、練習の4点を欠けることなくしなくてはいけないと考えました。しかし2015年のレースを振り返った時、自分には圧倒的に練習量(長距離練習)が不足していると感じました。そのため、2016年は少なくともインカレ(修善寺140km)よりは練習する日を増やしたい。しかし他の3点も成立させないといけない。

下宿を辞めて岐阜から自転車で通学すれば練習になる。そして岐阜県の地形を活かした練習も可能になる。と考え、下宿を辞めて岐阜に環境を移す。
・評価
狙い通りの成果を得ることができ、長距離レースに対応出来るようになった。
・反省
半年間後輩と練習する機会を作れなかった。(秋学期は1回生も春学期分も込みでばりばり一緒に練習中です。)

3,体作り
自転車競技以外に体幹やバランス能力を高めることが出来ることかないか調べ、ユニサイクル(一輪車)が効果的だと聞き、ネットで競技者の方を調べ、堺にいらっしゃったので、会いにいってアドバイスをいただき、一輪車に乗れるようにする。
・評価
一輪車に乗れるようになると今まで弱点だった下りやコーナリングが安定するようになり、落車がなくなった。(今年は個ロードの巻き込まれた落車のみ)

4,レース
それぞれのレースに目的を持たせる。
岐阜県月1開催レース
AACAカップ
長距離&高強度のレースの為、力を出しきること。
平田クリテ
スピードが速く、コーナリングが重要なクリテなので、コーナリングと立ち上がりを意識し、走力を上げる。
学連レース
修善寺オープン
インカレ模擬レース。完走が最低条件とし、前でレース運びをする。
美麻ロードレース
学連レースで最も長距離&高強度レース。勝つことを意識して、チャレンジしていく。
学生選手権
個人TT
独走力をつける。10位以内。
チームTT
10位以内に入る。
個ロード
180kmの最長レース。上位に入ることを意識した走りをする。10位以内に入る。
全日本選手権u23
リタイアを恐れず、優勝を狙った積極的な走りをする。
・評価
どの大会も目的を達成するために、積極的に走ることが出来た。
・反省
達成出来た大会が少なかった。
こんな感じで去年のこの時期に立てた目標と計画を反省してきましたが、1番見ないといけないのは、やはりインカレ本番です。

5,インカレ本番
6月~7月にかけてレースが思うように行かなかったこと、夏休みにインカレを走るいろんな選手と走り、自分の力が彼らに劣っていたこともあり、不安が膨らむばかり、結果的に1年間の活動を通してインカレ本番に強く思ったのは、「大学ポイントを獲りたい(20位以内)」でした。ただ、去年のインカレのような消極的な走りはしないと決めて今年ずっと走ってきたので、そのスタンスは変えずに走ろうと決めてインカレも走りました。

ということでまとめると
「反省点は目標を下方修正したこと。評価する点は優勝という目標を持ち続けて日々チャレンジすることができ、目標を下方修正したあとでも、チャレンジすることは変わらず出来たので、その目標を達成することが出来たこと。」

2カ月以上経ちましたが、今でも、インカレで大学ポイントが獲れたのは、養ってくれた母やサポートしてくれた後輩達やスタッフの方々、応援して下さったOB、OGの先輩方や他大学の関係者の人たちのおかげだと思います。

今回は今年の目標設定がどうだったのか、振り返ってきたので、次回書く時はどうやって来年の目標を設定していくか書こうと思います。

-4回生谷 順成-