こんにちは!1回生の二宮です!!8月ももうすぐ終わり今年も後3ヶ月近くで終わろうとしてますね。1年が早く感じます笑
そんな中1年間のビックイベントでもあり、関大が一番目標にしているインカレに出さしてもらいました。 今回はインカレのレースレポートを書きたいと思います。毎度同じく長文になると思いますが、よろしくお願いします。

会場は静岡県伊豆市にある2020年に東京オリンピックで会場として使われるベロドローム。1周250mで全天候型の室内競技場、路面が木で出来ている板張りバンクと呼ばれ、いつも以上にスピードが出て走りなれないとこけてしまうと言われているバンクです。今回はタンデムスプリント、スクラッチ、4kmTPに出さしてもらいました。

1日目
出場種目:タンデム(福元さん、二宮)、スクラッチ
調子:83(試合期間中ほぼ同じくらいで、今シーズン一番良かった)

前日に宿の近くを走り調子を整えました。膝の痛みが気になっていましたが、走りに支障はなさそうなので気にせず走り
ました。ベロドロームで走るのは初めてで試走の最初はタンデムでするというスーパーハード。どんな感じなのか色々考えながら走っていると、恐怖心は全くなく楽しくて興奮してました。聞いた話他のバンクよりかんとがきついのでG(ゴキブリではありません。)が凄く膨らんでしまうので気をつけながら試走を終わらしました。
上バンでは徐々にスピードをつけて思いっきりかけ下ろし!いつも以上に足が回っておりこのままいけばベストタイムが出そうな勢い!カーブに差し掛かったらところで車体を思いっきり傾けるが、Gが凄くいつも以上に膨らんでしまう。そのままゴールで19秒代。タンデムペアではベストタイムでしたが、まだまだ改善点があり納得はいきませんでした。膨らんでしまったこともあり、強い学校はダンシングも取り入れており全然レベルが違うと感じました。来年も出れる機会があれば今年以上の技術を身につけたいです。

スクラッチ予選のメンバーを見るとナショナルの選手が2~3人。インハイ2位の大前翔もおりなかなかのレベルが高い組。ベロドに走り慣れてないし、このメンツのスプリントでは勝てないと判断し逃げて勝つ方法に決める。10周などの長距離では追いつかれてしまうと思い残り5周ぐらいで牽制がかかったところをアタックする戦法で挑む事を考えた。ベロドロームは走りなれていないのでなるべく前の方にいる走り方をしていつでもアタックに反応できるように位置どる。前半の逃げは有力選手が以外は見逃して有力選手がいる逃げには乗るイメージで走っていました。なかなかアタックが決まらず残り10周を切り牽制が徐々にかかり始める。5周になったとき牽制がかかり集団のスピードが一気に緩んだ瞬間を狙ってアタック!8割で突っ込んで後ろを見てみると誰もおってこない。これはチャンスと思い逃げ切るつもりで10割で踏み続ける。関大の応援を聞きながら我慢しつつ踏み続けて集団が追いつく頃に1位通過!!思わず「よっしゃ!」って言ってしまうぐらい興奮していました。本当に嬉しくて攻めの姿勢で戦った事に自分に自信がつきました。

2日目
出場種目:4kmTP(山神先輩、二宮、小西さん、田渕さん)並び順も同じ
スクラッチ決勝

団抜きは今回のレースで一番緊張していました。合宿期間中に情けないほど千切れてしまい不安しかありませんでした。ギアは最初は51×14でいこうと思っていましたが、1kmTTを走り終わった小西さんや山神先輩の話を聞いて50×14に変更。みんなギアが同じでいい感じ!スタート失敗するかと思っていましたが、合宿の練習の成果もあり、スムーズに後ろにつくことができました。山神先輩にペース一定に刻んで前を引いてくれと言われていたので自分の番になったとき意識して走ったのですが、興奮していてタイムが上がってしまう。予定していたタイムより大幅に上がっていてこのままならヤバイと内心思っていましたが、上がったものは仕方ないと思いこのまま走り続ける。残り5周切ったところで小西さんの鬼引きアシストをしてくれてスピードが上がったものの中切れが発生してしまい田渕さんがいなくなり空中分解。そこから3人で走っていたものの小西さんが後ろにつけてない状況で前を引っ張っていて凄く申し訳ないと思いした。もう少し監督の声と周りの声を良く聞くべきだと反省しています。しかし、この4人なら練習次第でもっといいタイムが上がると思います!!
来年はもっと強くなって入賞目指したいです!!

スクラッチ決勝では嬉しいことに1番ゼッケン。嬉しい半面プレッシャーも背負う。監督には楽しんで走ってきたらいいよと声をかけて頂いて緊張が少しほぐれました。
決勝も同じ展開でいくしかないと判断してその方法にする。決勝は15kmと長丁場。走り切れるかなと内心不安もありましたが、いざスタート。前半はアップダウンもあり、なかなかアタックが決まらない展開が続く中、1人アタックを決めてラップされる。集団は少しの間ハイスピードの展開になりつつも前を引く人があまりいないので自分も混ざり積極的に前で展開する。逃げが生まれば潰しの繰り返しで前引く人が限られてくる。その中緩んだところでまた1人ラップを成功させる。集団は次はラップさせないまいと自分でアタックをかけるが潰されてしまう。後半はほぼハイスピード展開でゴールスプリントを狙うしかないと前の方にいこうとしたら中切れが発生。声をかけても上がらず、上がった時には集団と大差の差がついており、埋めるのに必死。追いついた頃にはゴールスプリントの位置取り争いが始まっており、混ざることができずレース終了。14位でした。

初のインカレで学べた事は沢山ありました。また、自信も付けることもできました。決勝ではまだまだ力不足が目立ち目標にしていた入賞と大学ポイントをゲットできなかったことが非常に悔しかったです。来年は今年以上の力と結果を取りに行きたいです。
日曜日はけいはんなロードレースがあり、今シーズン最後のレースとなると思うのでクラスが上がれるようにインカレみたいに積極的にレース展開していきたいです。
今回応援やサポートして頂いた皆様大変ありがとうございました。

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-1回生 二宮 誉仁-