こんにちは、三回生の久保田です。

5,6ステージのレポートです。いやー、この辺から脚にきています。食欲もなくなってきています。無理矢理食べてました。

ー第5ステージー

【距離】153.2km
【天気】晴れ
【リザルト】69位4:17:13(+20:33)
総合42位17:55:656(+38:49)

強烈なステージ。1級、超級、超級。スタートしてから50kmまでずっと登り。今日は50kmのレースと考える。いつもより1時間早い9時スタート。

 

 

【レースレポート】

スタートしてあっという間に登り口までくる。あ~、ついに来てしまったここから地獄の始まりです。

登りはじめから速い。やめてくれー!5km位登ったところで川嶋と同じタイミングで千切れる。ペースで踏んで、平坦で他チーム含めた3人で回して追い付く。

その後も非常にタフなペースで登る。キツすぎ。集団から単独で5m位離されることが幾度となく起きる。集団で千切れる人は登り口で見ただけでそれ以降はほとんど千切れていない。単独で置いていかれるのは痛すぎるので意地で集団につく。

やっと50km登りきって下りに入るかと思いきや平坦。平坦すらキツい。平坦を耐えれば下りは確実なので我慢。

やっと下り!やっと休める!、、、休めない。道が細い、でこぼこ、砂っぽい、コーナー多い、そこそこの斜度。気を使うので下りすらしんどい。

そんな下りコーナーで川嶋が落車。僕の3,4台前で。あちゃー。結構激しめだったので、まずい。落車見て余計に下りにナーバスになった。711の選手が「君のチームの選手落車してたよ」と教えてくれる。「知っているよ。もう僕のチーム一人なんだ。」と伝える。その後他愛ない会話を少しする。

一人になってしまったと思いながら下っていると、後ろから川嶋がやって来た!!左のペダルの後ろ半分が無くなって固定出来ない状態で追い付いてきた。良かった!

130kmまで下ると140kmまで10km登る。もう自分の脚は限界。ここまできたら完走は確実なので千切れても良いと思う反面、一人で登るとペースが維持できなくて少し不安なのでなるべく集団でこなしたい。133kmまで、135kmまで、138kmまでと刻んでメーターを見ながら耐える。なんとか集団で登りをこなしたが、10kmの下りで千切れてしまい集団から少し遅れてゴール。

【感想】
下りで休めなかったのが想定外だった。本当にしんどかった。先頭でゴールした選手と20分差、強すぎる。

ー第6ステージー

【距離】145.7km
【天気】晴れ
【リザルト】58位3:22:17(1:48)
総合46位21:19:13(+40:43)

待ちに待った平坦ステージ。前日の超級、翌日の2級があるので第3ステージの様に楽なペースになってくれると予想。

 

 

 

 

【レースレポート】

リアルスタート直後からハイペース!おや?第3ステージのときの雰囲気と違うぞ!と思いながら必死に走っているとコーナー前で集団急に減速して、集団真ん中ぐらいから落車。集団後方にいたが避けれずに突っ込んでしまい落車。

結構な人数の落車だったので集団も少しは待ってくれるだろう、そして今日は平坦で落ち着いた展開になる日だと予想していたので、焦らず落ち着いて自転車を確認したら後輪が回らない。原因はよくわからないまま後輪を外そうとしたらクイックがへし曲がっていた。後輪を外して高く掲げてアピール。吉岡(立命館)がすぐに後輪を代えてくれ再スタート。

チームカーのスリップストリームに入って50~60km/hぐらいで集団を追うが10分、20分しても集団が見えてこない。おかしい。前から降ってきた川嶋、他チームの選手も一緒にカーペーサーで前を追うが集団が見えない、30分、40分まだ見えない。川嶋はカーペーサーから千切れた。45分ようやくチームカーの車列が見えた。正直もう追い付けないと思っていた。チームカーの車列を縫って集団に追い付く。集団最後方に着いて良かったと思ったと同時に共にかなり脚にきていた。

チームカーは川嶋を引き上げに後ろに戻ったが、時間がたっても川嶋は来ない。察する。集団に追い付いた安堵感とチームメイトがいない寂しさともう脚がないこと等で泣きそうになった。もうやめたかった。けど、日本からの応援、チームメイトのサポートがあってこそ今走れてることを思うと絶対最後まで走り切ろうと思った。

幸いにも既に集団は落ち着いていて、平坦基調のコースをこなしていく。定位置集団最後方でアップダウンのあるところでは下りで勢いをつけて惰性で登っていた。何も気を使わなくて良い集団最後方は楽だ。

時々ペースアップがあり千切れかけながらもなんとかラスト5kmまで耐えた。完走は確実なのでゴールに向けてのペースアップは無理せずに自ら千切れたら、ゴール手前2,3kmで落車が発生していた。落車を避けてゴール。

【感想】
落車した後、落ち着いて対応できたのが良かった。気持ち的にしんどいステージだったが、たくさん支えてくれている人のことを思うと耐えることができた。

ー三回生 久保田悠介ー