お疲れ様です。2回生の笹岡です。

いよいよ路面も凍結するような気温になってきました… これから練習場所は南へ南へ移動していきます笑

最近の僕のブログでは練習内容や新たな取り組みについて書いてきていたので、今回は少し違った話をしようかと思います。拙い文章と内容なので、暇な方だけどうぞ。

我々、体育会自転車部レース班は夏の大学対抗選手権大会、いわゆるインカレで好成績を残すことを目標にその他の大会や普段の練習に取り組んでいます。今年度のインカレは既に8月に終了し、来年度のインカレに向けての練習が始まっています。僕も来年度はインカレに出場するべく、緩みがちだった気を引き締め練習に励むことにしました。秋合宿から1ヶ月以上が過ぎた今、9ヶ月も先のインカレに向けて何をすればいいのか、ひとまず3月までの目標を立てて短・中期的にその目標を達成できるようにしていくことになりました。しかし、取り組み始めて2ヶ月、自分で立てた目標はそのほとんどが達成できない状況で、毎回計るタイムも大きな伸びはありません。タイムが上がっていけば自信にもつながるかもしれませんが、目標のはるか下で伸び悩む現状は辛さしかありません。僕はタイムを言い訳できないように、1人で練習する時はレースを走る時と同じ自転車を使うようにして、昨日の自分に1秒でも勝つことを掲げてやってきましたが、それも途絶えました。ジムでのトレーニングも同じで、当たり前ですが、始めた当時よりも伸びは少なく、単にメニューをこなすだけになってしまう日も少なくありません。人1倍メンタルが弱いのでここを乗り越えなければ次はないということは分かっているつもりなのですが、いつもどこかでブレーキがかかってしまう。そうして壁を登ろうともしないんです。

彼女らに出会ったのはちょうど1年前ほどのこと。彼女らは年に2回の「インカレ」を目標に日々練習を重ねています。ほかの体育会の部活動やもちろんレース班と同じ、目標のために日々練習をするチームのひとつでした。その日その時まで僕は彼女らの存在はもちろん、彼女らの「インカレ」にあたる大会が存在することも知りませんでした。しかし、彼女らの真剣な表情が「インカレ」に向けられていることを知り、自分で恥ずかしくなりました。
彼女らが「競技」で見せる表情を自分は自分の競技でできているか…?
そう、考えさせられる時があります。
それからしばらくして今年の12月の頭、彼女らのうちのあるチームは「インカレ」の予選に敗退し、冬の「インカレ」出場権を手に入れることは出来なくなってしまいました。僕はそのチームのみんなが涙し床に崩れたのを間近で目にしました。しかし、そんな彼女らは3日と経たないうちにまた練習をしていました。半年先の夏の「インカレ」に向けて。彼女らの目に涙はもう無く、むしろその表情は1層覚悟や執念といったもの、そして希望にあふれているようにさえ見えました。
また自分が情けなくなりました。彼女らは何事も無かったかのように立ち上がっていました。なのに自分は何をしてるんだ。彼女らに顔向けしても作り笑いしかできない。

そんな彼女らは僕が自転車競技をしているのを知ると素直に応援してくれます。こんな僕ですが… 彼女らが僕に希望をくれるように、僕も彼女らに良い結果を報告できるように頑張ろうと強く思いました。

長文になりましたが、結局言いたかったのは応援してくれている人がたくさんいること、そしてその人たちに感謝の気持ちを持って結果というかたちでお返しする、ということです。僕と彼女らの場合は双方に応援できることで互いのモチベーションを上げることができますが、応援してくれている人はその存在だけでモチベーションになります!そして結果が出せれば、また次へのモチベーションに繋がること間違いなし!ということです!
以上、失礼します。

 

 

-2回生 笹岡 洸太-