2回生福元です。今回は堺浜クリテリウムに参加しました。場所はタイトル通り堺浜、クラスは1番上のエリートに参加しました。

天候 晴れ時々曇り…風が強い(バックストレートに影響大)
気温 少し寒い
路面 ドライ
コース 一周約1km 20周回
結果 DNF

今回は以前と違い異常に心拍が高まるようなことは無く、スタートはかなり楽な立ち上がりだった。最初の3周回程は特にきついこともなく特に何もない。しばらくすると小規模なアタックから収束を繰り返していると思ったらいつの間にかに前集団に逃げ。少しずつペースが上がるもコーナーをかなり大回りに通る人が多くインを程々に使ってコーナーの立ち上がりを耐える。残り半分に近づいたところで左すぐに落車発生。数周回するといつの間にか自分の後ろは誰も走ってない。残り10周回を切った後の最初のバックストレートの立ち上がりでちぎれてそのまま単独で走って残り2周回で足切り。

レースにおいて念頭に置いたのはコーナーの立ち上がりを上手くこなすこと。高速巡航を克服すること。クリテリウムにて苦手を見つけることの3つでした。
第一のコーナーをこなすことについてはそれ自体はよくできていました。風が強いなか、ディープホイールを履いた人たちは大抵コーナー時に風で煽られるのを防ぐために大回りになっていたところを上手くインで攻めることができました。しかし、良くなかった点としてはコーナーの立ち上がりで僕だけインを攻めると他の大回りになった人たちのトレインに混じれず、特にバックストレートでは強い風にまんまと晒されて風よけにされることがありました。また、コーナーの立ち上がりが遅い人もおり、その人の後ろについてしまい、その風の強いバックストレートで前と差ができてしまうことも多々ありました。トレインに混じることができなかったのは4回、コーナー後に差ができてしまい踏み直したのは少なくとも3回はありました。

高速巡航においてもそれ自体は大きな問題ではなかったです。ですが、コーナーの立ち上がりのインターバルにおいて後3秒余裕を持って踏めれば楽にできただろうという場面がたくさんありました。実際ちぎれてからすぐに足切りにならなかったのはある程度の体力そのものは残っていたわけで根性がないのはもちろんですが、立ち上がり後の一瞬のスピードアップに遅れが致命的であるのにもかかわらず自力で向かい風の中追いつくまで踏み続けることができませんでした。ちぎれた周回はコーナー後のペースアップと強い向かい風で一気に差がついてしまいそのまま単独で走る流れでした。インターバルトレーニングをもっと組み込む必要あり。

苦手においては立ち回りの意識が特に反省点だと思いました
ホームとバックのストレートによって立ち上がりの厳しさが全く違うのですがそれにもかかわらず明確にバックは立ち上がりで差の出ないようにしなければならない、ホームでは前に上がらなければならないという分別がつきませんでした。その場その場でとにかくついていこうという考えになっていました。そのため、いつの間にかに1番辛い最後尾で1人相撲をとるような走りとなっていました。
また、コーナーの立ち上がりで上手くトレインに入るよう自分が走るラインのイメージができればロスが減ると気づくのも遅くそれまでに無駄足を使っていました。
そしてこの人につけばコーナーの立ち上がりで踏み直す必要がない、逆にあの人については踏み直さなくてはいけないという考えから、ではどうすればそういう人たちを上手く見分けて後ろにつけるのかという作戦が自分の中で不明瞭でした。

どれにおいても言われて見れば当たり前ではありますが意識しなければそれはできないということ。しんどくなってくるとさらにできていたことすらできなくなってしまうこと。それによる小さなロスが積み重なっていること。今回のレースではこれらの詳細がハッキリしました。学連の試合の神宮クリテリウム、全学クリテリウムは共に180°コーナーのあるアップダウンの激しいコースであるため、これらの反省点の解決策を一つひとつ自分なりに作ってもう一度堺浜にチャレンジしようと思います。

もう一つペダリングについて楽しい発見があったのですが長くなるのでまたの機会にお話させていただきます。
ー2回生 福元啓太ー