2回生福元です。今回は西日本大学対抗選手権自転車競技大会、通称西カレに出場しました。種目はスプリント、二宮とタンデム、小西さんと二宮とチームスプリントの3つでした。

当日トップバッターはスプリントの200mフライングタイムトライアル、略して200mFTT。つまり僕。その為午前の試走はカッチリ決めたいところ。周回練をぱぱっと終え、かけおろしを一発。この一回で絶対に仕上げるつもりだったから集中。助走からダンシングの繋ぎがこれまでとは違うクオリティで自分でも驚いたけど松兼さんから聞こえたタイムは「35」という数字。はい?13秒5?これは抗議と思っていると11秒35と以前のベストより0.6秒も更新してた。え、本当??ありがとうございます。
どうにも試合直前で何かを掴んだらしい、収穫だと思った。実際の試合ではかなり焦ったこともあったけどこれを80%くらい再現できた。元の期待値からすると120%の出来。試走通りできたら150%くらいの出来だと思った。タイムは11秒45。A基準突破、今年はインカレに間に合わなかったことを考えると悔しいところもあるけれど初めてバンクに入った去年の西カレからちょうど1年でA基準を切れたのはつまりそういうことだというよくわからない納得をした。

スプリントを終えた直後はすぐにタンデムスプリント。ギアはかなり重めで攻めた。前もってお願いを森下にしていたのとすこし仕込みをしていたので非常にスムーズかつ問題なく移行できた。森下ありがとう。実際の試合はペースアップは予定通りできた。かけおろしは一瞬二宮と僕のテンポがズレてペダリングが止まってしまった。危険なこともあり無理やり脚を押し込んで再開、ハンドリングは二宮がしっかり決めてくれたのでコーナーは安心して体を落とし込むことができた。タイムは同志社大学に0.01秒差でこっちの負け。インカレでは絶対勝つ。

チームスプリントは小西さん、自分、二宮の順で参加。2人は団抜きにも参加していたので疲労がとてもキツそうだった。入りは小西さんが1番速いので今回のスタートは好調だと思った。しかしバックストレートからコーナーで突風でかなり煽られてしまった。小西さんが外れて自分の番はとにかく踏んだけど更にスピードを上がったとは言えなかった。自分が外れると後ろがいない。どうも序盤から千切れてしまったようで練習が必要だなと思った。

そこから雨の影響で少し時間が空いてスプリント1/4決勝。いつもと同じ戦略でこっちから仕掛けたけど仕掛けてから様子見に徹し過ぎて踏み直しが上手くできなかった。勝つことはできたけど課題は増えた。

1日目は全体的に多忙を極めるスケジュールでした。けれども大きなミスが無く予めこうなるだろうと予測したことをサポートも含めみんなで対処できたと思いました。自分で考えて動こうとは言うけどそれは僕自身できていないので一緒に頑張ろう新入生。

2日目に続く

ー2回生 福元啓太ー