こんにちは!4回生の松兼 です。
本日は先日ベロドロームで行われた、全日本学生選手権トラック自転車競技大会のレースレポートとしたいと思います。(以下全学トラック)
今回の全学トラックでは、自分はスクラッチに出場し、大学において、全日本クラスの大会でこの競技に出るのは初めてで、楽しみ半分不安半分。
といった心理バランスで試合に臨みました。

ー試合についてー
スクラッチには、自分と二宮の2人が関大から出場し、自分は二宮よりも一足早い2組目で出走し、一足先に決勝進出を決めてやろうと思いスタートを切りました。
ローリングスタート後すぐに、先頭交替で自分の番が回ってき、少し、速度を上げ、半周で交替。その後、一気にスピードが上がり、自分は集団の中程をキープしながら走行していました。
レースが中盤あたりに差し掛かったところで、ある選手がアタックし、自分もそのアタックに便乗し、6名の集団が生まれました。スプリント力がない自分にとって願ってもないチャンスだったので、このままいけるところまで6人でいきたいという気持ちで、6人で回しながら走行していました。
しかし、メイン集団が追走体制に入り、しばらく走ったのちに、集団はまた一つの集団に戻り、レースは振り出しに。自分も、暫く様子をみようと思い、集団中程で走行していました。
しかし、そこから、度重なるスピードアップに心肺と、脚がついてこず、残り5周を残したところで起こったアタックに対応出来ず、集団から千切れてしまい、残り2周を残してレースをおろされてしまいました。
今回のレースで、実感したのは明らかに自分にはスクラッチに対応するだけのスピードがないという事と、インターバルに対する回復力が遅いという事。そして、圧倒的に筋力が他の選手に比べ少ないという事でした。自転車競技とは、理論上、戦術を抜けば、重たいギアを1番速く、そして多くペダルを回せた人が最も速い競技です。その点自分は、他の大学の選手に比べ、ギア比は軽い上に回転数も少ないため、そのあたりがレースに大きく影響している事を実感しました。
インカレまで残すところ2ヶ月を切った今、どれだけ自分が全国で活躍する選手に近づけるかは分かりませんが、できる事を一つずつ実施し、今よりも重たいギア比を速く回せる、筋力アップをはかっていきたいと思います。
後は、今回で身を持って感じた、筋力面における重要性を部員に周知し、チーム一丸となって強くなっていきたいと思います!!
それでは今日はこのへんで失礼します^_^

 

ー4回生 松兼 輝明ー