1回生の岸本啓杜です。5月22日に美山サイクルロードレースに行って来ました。ロードレースは、これが初参戦でした。
美山に着くとすぐ、先輩に、コースの試走に連れて行ってもらいました。
試走を終え、ストレッチなど準備をして1時間半ほどすると、招集場所に向かいました。向かうと、集合している他のチームの選手が半端なく強く見え、落ち着いていた気持ちが一気に緊張に変わりました。ゼッケン番号が呼ばれ始め、選手が続々とスタート位置につき、僕も後ろの方について、緊張感と、どこからともなく湧いてくる根拠のない自信を胸にレースがスタートしました。
クラスはc1なので完走は難しいと監督が仰っていたので、できる限り集団についていこうと考えていました。ローリングスタートだったので、スタート直後はコーナーのたびに前の選手にぶつかりそうになりました。ペースカーがなくなると同時に集団のペークが一気に上がり、必死についていこうとするも、気がつくともう手遅れ。集団は見えなくなっていました。それでも、パラパラ遅れた他の選手を目標に、してとにかくペダルを回しました。
同期の森下も同じように遅れていて、せめて森下よりは速く走ってやろうと途中抜かし、しかし抜かされ、を繰り返し2週目に突入。
とにかく負けないように走っていましたが、登り区間に入る前にDNFになりました。
このレースでは、今の自分がどのレベルなのか、はっきりわかりました。本当に全く歯が立たない自分が情けないですが、この気持ちを糧に、限りある時間を大切にし日々の練習に励みます。
来年は完走します!

ー1回生 岸本 啓杜ー