西学レースレポート 西田

こんにちは。二回生の西田です。

今回は5月5日、6日に行われたトラックレースに参加させていただきました。

バンクに来るのは3回目で、1回目が入部直後にあった10月の新人戦(観戦)、2回目が11月の秋合宿です。なので走るのは今回が2回目で、レースとしては初レースとなり、気合いと楽しみと不安と緊張を良い具合に感じれていました。

【1日目】
参加種目は1kmTT。この日のために福元さんや山神さんにポジションを見てもらったり、ローラーでDHバーを持つ練習をしたりと、自分なりに準備をしたつもりで挑みました。

目標は1分15秒。B基準切りにいかないのか？と思われるかもしれませんが、秋合宿のときのタイムが1分27か28秒くらいで、正直1分20秒も切れるかどうか不安でした。それでもかなり良い機材を使わせていただいているので、あまりにも悪いタイムだと申し訳ないということでこのタイム設定にしました。

試走では、実際に走るのではDHバーが持ちかえやすいことが分かったり、ポジションが良い感じだったり、久しぶりのバンクだったけどビビらないで走れることが分かったりして良い感触を得れました。

結果は1分16秒477。ギア比は49×14で、ゼロスタは後輪が大分ういたけど、そもそも練習できていないので気にせず最初から最後までもがくことだけ考えていました。2周はもつと思っていたけど、鐘が聞こえて早くもたれてしまいました。

準備は出来ていると思っていたけど、実際は1分ちょっともがききる練習やギア比の計算など足りていない要素が多く、監督の言われる99%の準備に比べたら50%くらいしかできていませんでした。今回の失敗を意味のないものにしないよう次に繋げていきたいです。

【2日目】
この日はサポートにまわるだったのですが、四回生の松兼さんが怪我で出場できなくなり、補欠だった僕がチームスプリントに出させていただくことになりました。一走が僕、二走が福元さん、三走が小西さんというメンバーで、正直僕は場違いでした。1日目の1kmTTのタイムを見ても差は歴然で同期の黄の方が速い。しかし、選んでいただいたからには精一杯頑張ろうと思いました。

スタート前、緊張していましたが福元さんに聞いたゼロスタで後輪がうかないイメージをしっかり頭で再生できていたので意外と落ち着いていたと思います。ギア比は49×14のつもりでしたが49×15だったみたいです。いざスタート。すぐに小西さん福元さんが前に出ているのが分かり焦る。監督やまわりの声かよく聞こえてきて集中できていない。下手なのは仕方ないと割り切って全力で1周に賭ける。

結果は1分25秒378。僕が足を引っ張ってしまって本当に申し訳ありませんでした。わざわざ応援しに来てくださったOBの方々やチームスプリントに出たかった他のメンバー、授業を休んで来てくれた一回生には、みっともない走りを見せてしまいました。小西さんも言われていたようにこれからの大会は全て四回生にとっては最後で、特に団体種目は僕1人が悔しい思いをするものではないので本当に申し訳なかったです。またいつか走らせていただく機会があれば、今回経験させていただいた分、結果で恩返しできるように強くなりたいと思いました。

今回は初めてのトラックレースとなり、今までは自分はトラック向きではないと勝手に決めつけていましたが、やっぱり負けると悔しいし、どの競技も見ていてカッコいいし、欲張りですがロードでもトラックでも勝てる選手になりたいと思いました。最近は口だけになってきているように思うので、目標に見合う練習と行動を改めて心がけたいと思います。
ー 二回生西田優大 ー