3回生、福元啓太です。今回は西日本学生選手権大会に出場しました。種目はスプリント、チームスプリント、1kmTT(オープン)です。

当日調子は良く、周回練後のハロン掛けでは2回程他の選手を避けても11.4が出たので確実に良くなってるしギア比も上げたことに無理を感じない。本番のハロンでは周回の速度を無理しすぎてトップスピードが全然出なかった。監督からは下りの踏み方のロスが多すぎる、フォームと踏み方の両方に修正の余地あり。山神からは瞬発型なんだから周回にもっと余裕を持たせるよう提案がありました。前者は他の選手と比べても違いがよくわかりました。イメージが掴めたのでピストのポジション込みでもう一度作り直します。踏み方も少しわかりました。これらを直して後者の言う余裕を作り出していければなと思います。

その後スプリント対戦ではアウト側でスタート。前に出ようとするとイン側からひたすら牽制とプレッシャー。上バンに上がるとそのまま迫ってきて封殺する意図をビリビリ感じる。受けて立ってやろうじゃねえかということでステアラインまで押し込んで後ろに着いて仕掛けようとするもスピードが上がりすぎて不意討ちができない。そのままホームストレートの最終周回、最後の捲りしか手札が無かったので上バンに上がると相手が掛けおろし。真後ろにピッタシ着いたけれども焦って第三コーナーで仕掛けてしまう。上手いこと膨らむ相手に抑えられて捲れなかった。ホームストレートの長い岸和田競輪場では第四コーナーで仕掛ければ勝てたのに自分のミスで試合を終わらせてしまった。

その後すぐに1kmtt、今回のゼロスタはオリンピック選手や日本代表のスタートをひたすら見て自分に落とし込んだ渾身の一発…と言いたいところがタイミングをミスったのと後ろに引っ張りすぎて支えている人を振り回してしまった。60点のスタートだけどそこまで遅くはなかった。後半がとにかくしんどい、脚が痛えーなんて考えながらひたすら我慢。後半のタイムが散々なものとなってしまいました。

そして2日目チームスプリントから。急遽選ばれた西田が1走目、とにかく突っ込む西田に合わせて後ろに着くもスピードを上げきることができなかった。原因はスピードを急に上げすぎない様意識し過ぎたから。タイムも目標には程遠い。今回の内容は自分が1番悪い。
その後しばらくして5-8位決定戦。頭は冴えてたので始まってからも常に浮かぶ選択肢をいつもより自信を持って選べてた。後ろが様子見なのを見計らって上バンに一気に上がって一周半の先行も残り半周で後ろに着かれて捲くられて終了。仕掛ける時に差をもっとつけなければならないのに自分ができなかったのは仕掛ける直前に緩急差をつけること。油断させるために仕掛ける直前にガクッとペースを落として仕掛けないよう錯覚させるべきだったし、仕掛ける時はもっともっと突っ込んで後ろ差をつけるべきだった。戦術の選択の次はそれをより効果的する走りを無意識にできるようになることが目標。

正直今回の試合は学ぶ量、挑戦した量で言えば以前よりたくさんではあれど、結果が伴わなすぎるものだった。上回生として結果を出しに行く必要があるにも関わらずこれではダメ。今度の清水・杉野杯ではやったるので応援よろしくお願いします。

今回もお忙しいなかOBさんが応援に来ていただけました。両親も応援に来てもらいました。本当にありがとうございました。

ー3回生 福元啓太ー